(C)CoCoKARAnext

 やはり、この男はモノが違う。

 ヤクルト村上宗隆9月2日神宮球場での中日戦に「4番・三塁」で先発出場。3回の第2打席で今季50号となる3ランを叩き込んだ。

【関連記事】楽天・則本は「無期限二軍調整」か ささやかれる「大型契約」の弊害とは


 1死一、三塁のチャンスで打席に立った村上は、大野雄が投じたカットボールを一閃。完璧に捉えた打球は、あっという間に右翼スタンドに飛び込み、スタジアムは興奮の絶頂に達した。

 22歳7か月での50号到達は、1964年王貞治(巨人)を抜いて史上最年少。また、シーズン50本は2013年に60本塁打を記録したバレンティンヤクルト)以来10人目で、日本選手としては2002年の松井秀喜(巨人)以来20年ぶりの快挙だ。

 この一打に、もちろんファンも熱狂している。「バレンティン超えて欲しい、そしてそのまま球界最強打者へ!」「神宮で50号決めるところが、持ってる男、村神様」「確信歩きカッコよすぎ」「すごいスイング! どこまで打つのか楽しみな選手、ほんとすごい!」「ついに出たーーー」「素晴らしいおめでとう」「この調子なら60を超えて欲しい」とネット上では大騒ぎだ。

 プロ野球の歴史の中で、日本選手で50本塁打を放っているのは小鶴誠野村克也王貞治落合博満松井秀喜の5人だけで、119試合目での50号はシーズン60本ペースだ。歴代最多60本を記録したバレンティン超えも、いよいよ視野に入ってきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「ついに出た!」村上宗隆が王貞治超えの最年少50号!異次元の打棒で歴代最多60本も視野に