ライブ配信アプリ「17LIVE」で、「イナズマロック フェス 2022 」発起人である西川貴教9月1日に行った『西川貴教のニシナナ LIVE』に、ロックバンド、04 Limited Sazabys の Ba. / Vo.GENが登場。配信を終えたGENにインタビューを行い、「17LIVE」へ出演してみた感想や、「イナズマロック フェス 2022」への思いを明かしてくれた。

【写真】『イナズマロックフェス2022』“出演権”オーディション開催を発表した西川貴教

■ゲストに04 Limited Sazabys の Ba. / Vo.GENが登場

配信が始まり、オープニングトークが終わると、西川の方から改めて『イナズマロック フェス2022 風神ステージ独占ライブ配信』『西川貴教のニシナナ LIVE スピンオフ-イナズマロック フェス 2022 バックヤードインタビュースペシャル-』の独占配信の決定が報告された。

独占配信の報告が終わると、当日のゲスト04 Limited Sazabys の話題に。画面に映し出されたバンド紹介に書かれたGENの年齢を見て西川は「もう33歳なの!?見えないな…」と声を漏らし、「GENです!」とゲストをスタジオに呼び込んだ。

初めて、04 Limited Sazabys がイナズマロックフェスに出場した時のことを振り返り、「お前ら偉そうだったからな」と西川に言われるとGENは「そんなことないですよ。小さく小さくいきましたよ」と返した。しかし、3曲しか披露できないと不満を口にしていたことを知った西川が翌年のフェスにも呼び込んだことを明かした。

04 Limited Sazabys の地元・愛知県で2016年から主催している、「ヨンフェス」に関して触れる場面もあり、「地域の方にとっても大きなイベントになっていて、ありがたい」と話した。また、コロナ禍のフェス開催に関して聞かれると、「バンド同士の交流や打ち上げがなくなってしまった」と、寂しさを語った。

■GENが参加したフェスのベスト3を発表

配信の中盤に差し掛かると、視聴者からのメール便が届いた。メール便の中には2人に向けた質問なども多く、「西川さんに初めて会った時と今の印象は?」という質問に対して、GENは「同じサイズだなって思いました」と回答。すると西川も「アーティストさんだとテレビで見るより意外と小さいこと多いよね」とあるあるを話した。

西川から「せっかくなので04 Limited Sazabysの楽曲を1曲」と、04 Limited Sazabys の楽曲「fade」のMVを再生。MVの再生が終わると、今までにGENが参加したフェスのベスト3が発表された。

第3位には「RISING SUN ROCK FESTIVAL」と発表し、「このフェスは名前の通り朝までやっているんですよ。テントを張って参加されている方もいて、1日のフェスをみんなで作り上げている感じがいいです」と話した。第2位には「WILD BUNCH FEST」と発表。「会場の作り方が面白くて、水の上にステージが立っていたりします。あとは、ケータリングのウニほうれんがすごく美味しくてそればかり食べていた」と明かした。注目の第1位にはHi -STANDARDD主催「AIR JAM」と発表し、「ロックバンド誰もが憧れるフェス」と話した。

最後に、イナズマロックフェスに向けて意気込みを聞かれると、「3年ぶりの参加になるので溜まっているものを出していければと思います。スカパラさんも出演するということで、スカパラさんとも仲良くさせていただいているので、そこのステージに上がったりなんかも考えています。よろしくお願いします!」と締めくくり、配信は終了した。

9月1日に行われた配信に関しては、後日ライブ配信アプリ「17LIVE」でアーカイブとしてアップを予定している。

■配信直後のGENにインタビュー“フェスは音楽の一部になれる

ーー「17LIVE」出演してみていかがでしたか?

「17LIVE」に出させていただくのが初めてで、西川さんと一緒っていうのもあってすごく楽しかったです。あと2時間くらいやりたかったですね(笑)。

ーー世の中的にフェスが復活してきていますが、フェスに対する思いをお聞かせください

僕らがやらせていただいてるヨンフェスっていうのはバンドにとっての夢だし、ファンの方に喜んでいただける可能性が一番あるアクションなので、それがやれないのはつらいですね。ヨンフェスがあって色々なアーティストや関係者から声をかけてもらうことが、僕にとっても自己肯定感が上がるので、フェスが活動の軸にある生活がいいなと。

フェスは、外で聴くことが多いと思うので、耳で音楽を聴くだけではなく、音楽の一部になれる感覚があると思っていて、それが一番の音楽の形と言いますか、自由に楽しむっていうのが音楽の新しい形じゃないかなと思っています。

ーー「イナズマロックフェス」への思いはいかがですか?

最初にイナズマに出演した時は、最初で最後かなって思っていたんですが、そこから、音楽を始める前から好きだった西川さんの主催するイベントの中核になれていることは誇りですね。西川さんが気にかけてくれることが何よりの誇りです。

ーーアーティストの皆さんもライブ配信をやられる方が増えていますが、ライブ配信の価値はどこにありますか?

距離が近い感じがいいですよね。配信を見られる方はスマートフォンが多いと思うんですけど、自分に言ってくれている感覚がテレビで見るより、距離が近くていいのかなって。

『西川貴教のニシナナ LIVE』に参加した、西川貴教とGEN/(c)17LIVE