熱心な動物愛好家で知られる米俳優ケヴィン・ベーコン(64)が、ヤギのためにビヨンセの楽曲『Heated』を歌った。のどかな農場で開催した夏の野外ライブに、観客のヤギ達も演奏を楽しんでいたようである。

先月に愛犬“リリー(Lilly)”を亡くし、妻で女優のキーラ・セジウィック(57)と悲しみに暮れていたケヴィン・ベーコン。彼が現地時間8月28日、コネチカット州の農場で開催したヤギのためのライブをInstagramで披露した。

「暑い日には熱い曲を」と動画の冒頭で語ったケヴィンは、キャプ帽にサングラス、白のタンクトップとグレーのパンツ、そして赤、白、ピンクと茶色のコンビのNIKEエアマックス90を履いて木製のステージに腰掛けた。

3頭のヤギに囲まれたケヴィンは、足元には動物達が隠れたりする遊び場と思われる木製の台に座り、赤色のギターをかき鳴らした。

演奏した曲はビヨンセの最新アルバム『Rennaissance』に収録されているシングル曲『Heated』だ。原曲はテンポの速いレゲトンビート(レゲエプエルトリコの音楽サルサやボンバとプレーナをミックスした曲調)で始まるが、ケヴィンのバージョンはささやくような歌声とシンコペーション(強拍と弱拍の位置を本来の場所からずらしリズムに変化を与える)のギターで異なるものとなっている。

また『Heated』はビヨンセがラップを披露して締めくくられるが、ケヴィンはその部分を飛ばして歌に集中していた。

ケヴィンの後ろで寛ぐヤギやケヴィンのギターに興味津々で弦をかじるヤギ、演奏するケヴィンを見つめるヤギと思い思いにケヴィンの演奏を楽しんだようだ。

ケヴィンはこの動画に「暑い日には熱い歌を。ヤギも私もヒートアップしていますよ、@Beyonce。このトラックを愛している。#ヤギの歌 #ルネッサンス」と言葉を添えた。この動画はすでに10万件以上の「いいね!」を記録しており、ファンからはこのようなコメントが寄せられている。

「私の赤ちゃんのために歌いに来てくれない?」
「かわいすぎる。座ってヤギの間で遊んでる。」
「美しい日、美しい景色と美しい歌。」
「これは素晴らしい!!!! ケヴィン・ベーコンのライブコンサートだ!!!」

また今年1月にも、ケヴィンは妻キーラと農場の動物達の前で演奏した動画を投稿した。2人が納屋の外に座り、薄い雪が積もる中でビートルズの楽曲『Two of Us』(1969年)を披露したものだ。ケヴィンがギターを、キーラウクレレを弾くなか、豚、ヤギ、ミニチュアポニーは演奏を聞きながら彼らの足元で草を食べ、最後にキーラはヤギの“ピグミー(Pygmy)”と一緒に立ち上がって踊っていた

画像2枚目は『Kevin Bacon 2022年8月7日付Instagram「Goodbye sweet Lilly.」のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

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