ウィリアム王子(40)とキャサリン妃(40)が、3人の子供達とともにウィンザーに引っ越した。現地では、キャサリン妃が車を運転して新居から外出する姿がキャッチされている。

ウィリアム王子一家が、ケンジントン宮殿から英バークシャー州ウィンザーの地所内にあるアデレード・コテージに引っ越し、初めての週末を過ごした。

現地時間3日の朝には、キャサリン妃が車を運転して邸宅から出て行く姿を英メディア『Daily Mail Online』が掲載した。妃は黒い車両の運転席に座り、リラックスした雰囲気でカメラに向かって手を振るような仕草をしている。

一家の新居となるアデレード・コテージは1831年に再建し、イギリス指定建造物のグレードIIに指定された歴史ある建物だ。コテージは4寝室を備えているが、ウィリアム王子夫妻は高価な改装や新しい家具・調度品などを必要とせず、身軽に引っ越しを済ませたと報じられている。

夫妻の子供達であるジョージ王子(9)シャーロット王女(7)ルイ王子(4)は、新学期が始まる9月からウィンザーにある名門私立学校「ランブルック・スクール(Lambrook School)」に転入することが決まっている

同校は、一家の新居があるウィンザー・グレート・パークから往復で14マイル(約23キロ)の場所に位置する。新居となるアデレード・コテージから学校へはほとんどが私道になっており、夫妻は転校先でも学校送迎を希望しているそうだ。

一家が引っ越しすることが報じられた当時、王室情報筋はウィンザーを選んだ理由についてこう説明していた。

「この決断は、子供達に可能な限り『最も普通なスタート』を与えるために下されました。ケンジントン宮殿は、世間の目にさらされやすい場所です。ロンドン中心部での生活よりも、子供達にもう少し自由を与えたいと思い、彼らを中心に決定したことなのです。」

ウィリアム王子とキャサリン妃は今後もケンジントン宮殿のアパートメント1Aを保持するものの、これからは宮殿スタッフの仕事場としてのみ使用される。オフィス業務や慈善事業は宮殿で運営されるため、夫妻は週に何度かロンドンに通うことになるという。

夫妻はこの他にも、英ノーフォーク州に所有するアンマー・ホールを保持していくことが決まっている。エリザベス女王から贈られた邸宅には10寝室の他、プールやテニスコートなどが備わっている。

画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年12月16日付Instagram「The Duke and Duchess are delighted to share a new image of their family, which features on their Christmas card this year」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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