みなさん、こんにちは!作家・心理カウンセラーの五百田 達成(いおた たつなり)です。 LINEのメッセージや、SNSの書き込みでは、男子たちはここぞとばかりに本音を隠します。普通に話している分には分かりやすいんだけど、LINEになった瞬間、謎のメッセージを送ってくる人は多いものです。もう彼らの言葉に惑わされないように、彼らがよく使うフレーズの裏の意味をご紹介しましょう!


1.「行けたら行く」

これは「気乗りしないし、行きたくない・・・」という意味です。本命との予定が入った時や、もっと魅力的なお誘いがあった時は、心おきなく乗り換えられるよう保険的に扱われています。すなわち、「万が一、予定がゼロになるくらいなら、まあ暇つぶしに行きます」ということ。一見ひどい言い方のようですが、「ばっさり断って相手を傷つけたくない」という彼らなりの思いも込められた、巷でよく聞く定番フレーズ。


2.「マジ、ひまだー」

「誘ってくれさえすれば絶対行くんですけど!」という100%受け身な「勧誘」です。断られるのが億劫で自分からは誘いたくない男子が発する、「キミから誘って」という精一杯のひと言でもあります。SNSなどでフットワークの軽さをアピールし、女子から誘ってくれるのを全力で待機しています。


3.「落ち着いたらこっちから連絡する」

これもよく聞くフレーズ。ずばり「キミとは次回はありません♪」というお断りです。落ち着くことはまずないと考えるべきでしょう。少なくとも近い将来、会う気はないけれども、念のためキープという意味です。この言葉を鵜呑みにして「いつ連絡来るかなあ」と待つのは、ムダな行為です。


4.「たまたまチケットが手に入ったから」

「デートがしたいです」という意味で、かなり積極的にあなたを誘い出していることば。たまたまチケットが手に入ることなんてあまりないので、ほとんどの場合は計画的だと思われます。特別な意味はないからと相手の警戒心をときつつ、偶然を装って女子を誘い出す、昭和の時代からあるベタなフレーズ。これも、断られた時には「そっか、他の人誘うね」と自分のプライドを守れるので、彼らにとって便利なのです。


5.「ごめん、寝てた」

これは「めんどくさくて、返信しなかった」という通告です。気がある相手には24時間態勢の即レスで対応するのに、重要度の低い相手からの連絡には「睡眠」という不可抗力で言い逃れ。「ごめん、寝てた」と返ってきたら、「僕にとって即レスする相手ではないです」と判断されたということ。既読スルーして嫌な奴と思われるのめんどうだし、とりあえず返信だけしとくというパターンがほとんど。残念ながら脈ナシと思ったほうがいいでしょう。


6.「最近、忙しいの?」

誘いたいけど、その前にワンクッションを入れて女子の出方を探っている状態です。「キミのこと誘ってもいいかな?」というお誘いの前振りなので、気のある相手の場合には「忙しくないよ」「最近暇だよ」と言えば、具体的な話が引き出せるでしょう。逆に気のない相手なら「そうだね、バタバタしてる」と返しましょう。


五百田 達成さんからのメッセージ

メールやSNSの書き込みは文字しか判断材料がないので、ついつい考えすぎになってしまいます。「これってこういう意味かな」「なんで、ああいうこと送ってきたんだろう」と悩むよりも、やり取りを重ねることに重点を置きましょう。何度もLINEしているうちに、相手の真意が分かってくることがよくあります。勝手に諦める前に、とりあえずLINEを続ける。その精神でがんばってください!
(五百田達成/ハウコレ)

男子がLINEで使う「本音隠しフレーズ」の真意・6選