この世には自分にそっくりな人が少なくとも3人はいると言われている。自分と瓜二つの人物のことを、ドイツ語圏ではドッペルゲンガー(二重身)と呼ぶ。
ドッペルゲンガーは大昔の神話や伝説などにも登場し、霊魂が肉体から分離して有形化したものだとか、遭遇したら「死の前兆」などと信じられていた。
海外掲示板であるユーザーが投稿した写真は、まさにドッペルゲンガー。旅先で遭遇したという赤の他人は実にそっくりで、顔や体つきのみならず、髭の生やし方や眼鏡、帽子に至るまで非常に似ていたのだ。
ショーン・ダグラス・マッカードルさんは、8月に旅行で訪れたアメリカ・ラスベガスのフラミンゴホテル内のプールで、ドッペルゲンガーに遭遇したことをRedditでシェアした。
投稿された画像には、まるで一卵性双生児かと思うような、そっくりさんが2人写っている。
ショーンさんによると、プールで友人たちと泳いでいると、見知らぬグループが自分の方を指さして笑っていたという。
なんなんだろう?と思っていると、今度は自分の友人が同じことをしていることに気付いた。すると、その先には自分とそっくりの男性がいたのだ。
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顔や体つきはもちろんのこと、髭の生やし方や眼鏡、そして被っているキャップまで、見事にショーンさんとシンクロしていた。
この類似性には、ショーンさんのみならず、相手の男性も驚かずにはいられなかったようだ。
違っていた部分は声だけ
この投稿が話題となり、メディアでも取り上げられた。ショーンさんは、インタビューでこのように話している。
いやもう、彼を見た時、まるで鏡の中の自分を見ているようでした。
でも、「あ、彼の方が自分よりかっこいいかなとも思いました。多分彼の眼鏡は自分のような安物ではなく本物のレイバンだったと思うから(笑)
Redditのユーザーらも、旅先のドッペルゲンガーに驚きの声をあげ、「3DプリントされたNPCか?」、「コピーアンドペーストじゃないよね?」、「並行世界(パラレルワールド)から来た?」「お互いの両親を疑うべき時が来たようだ。2人ともDNA検査受けるべき」というコメントも寄せられた。
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ほぼそっくりな2人だが、ショーンさんによると声だけは全く違ったという。
最近行われた「スペインの研究」によると、血のつながりはまったくないのにそっくりな赤の他人は、実は遺伝子のそっくりであることがわかった。
体重や身長といった身体の特徴や、行動に関係する特徴も似ているのだそうだ。
だとしたらこの2人、趣味も合うかもしれないね。大親友になれそうだ。というか、KFCのカーネル・サンダースおじさんにも似ていると感じてしまったのは私だけだろうか?
References:Man randomly finds his doppelganger on holiday | Metro News/ written by Scarlet / edited by / parumo
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