アイルランド出身で5代目ジェームズ・ボンドとして知られる俳優ピアース・ブロスナン(69)は愛妻家としても有名で、SNSには妻への愛のメッセージが溢れている。そんな彼の大切な妻に“減量手術”を勧めた失礼な者がいたようだ。ピアースの妻を擁護する姿が「理想の男性」としてファンを歓喜させた。

ピアース・ブロスナン(69)と妻キーリー・シェイ・スミス(58)は先月、21回目の結婚記念日を迎えた。ピアースは毎年、結婚記念日に妻への愛溢れるメッセージとともに美しい2ショットを投稿しているが、今年は結婚式当日の写真をInstagramに公開してこのように言葉を添えた。

「結婚記念日おめでとう。私の愛しい人 @keelyshayebrosnanよ。あの晩はダンスをしたね。そして今日も同じダンスを踊っている。あの日のことをもう一度全部やってもいい。」

するとフォロワー達は感動的な賛辞にうっとりし、コメント欄は幸せな2人への祝福メッセージで埋め尽くされた。

「おめでとう、2人とも! お手本になるね!」
「素晴らしい記念日になりますように!! あなた達を誇りに思います。お二人の結婚がこれからも私達に喜びを与えてくれますように。」
「あなたが彼女を愛している様子が大好き。」
「記念日おめでとう! 最高のカップル。」

しかしFacebookでは2人に対する残酷な投稿(現在は削除済み)が拡散され、Facebookのユーザー達はそれほど優しくはなかった。

エンタメニュースサイト『Tyla』によると、ネット上の“荒らし”はキーリーが初めてピアースと出会ってから年月を経てキーリーの体型がどのように変化したかを比較して見せる投稿をし、その体型の変化を指摘したという。紳士的なピアースは、次のように記すことで、可能な限り上品な方法で妻に対する厳しいコメントを完全にやめさせ、残酷なコメントを載せた者達にやり返した。

「友人達(“荒らし”をあえてこう呼んでいる)は、妻の体重を減らすために手術を勧めてきたけれど、私は妻の体のすべての曲線を強く愛しています。妻は私の目に映る最も美しい女性です。私達の5人の子供を育ててくれたんですから。」

またピアースはこう続けた。

「過去においても妻の美しさだけでなく、人間性を心から愛していましたが、子供達の母親であることで今はより一層、妻を愛するようになっています。そして私は彼女をとても誇りに思っていますし、彼女の愛にふさわしい存在でありたいと常に思っています。」

アースの愛する妻を擁護する対応に、ファンからはこのような声が届いた。

「私達が知る“理想の男性”であることを再び証明してくれた。私達は愛する人を守るピアースを見るのが好きなんです。これこそが、彼が私達のお気に入りの“ハリウッドきっての魅力に溢れたいい男”なのです。」

アースは『007』で、ワイルドでありながら甘いマスクとセクシーさをもち、クールで優雅さを兼ね備えた魅力的なジェームズ・ボンドを演じて人気を博した。

キーリーと出会う前、ピアース1980年に『007/ユア・アイズオンリー』のボンドガールだった女優カサンドラ・ハリスと結婚したが、カサンドラ1991年に卵巣がんで死去した。その22年後の2013年、カサンドラが以前の結婚相手との間にもうけた娘で、ピアースにとっては連れ子にあたるシャーロットも残念なことにカサンドラと同じ卵巣がんで亡くなっている

1994年にジャーナリストのキーリーと出会い、2001年に再婚したピアース。子供は義理の子供(カサンドラの連れ子)クリストファー(49)、カサンドラとの間に生まれた実子ショーン(38)、キーリーとの実子ディラン(25)とパリス(21)がいる。

画像2枚目は『Pierce Brosnan 2022年8月5日付Instagram「Happy Anniversary my love @keelyshayebrosnan.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

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