FCシンシナティに所属するFW久保裕也がおよそ2年ぶりにゴールを決めた。

11日、メジャーリーグサッカー(MLS)第34節でシンシナティはホームにサンノゼ・アースクウェイクスを迎えた。

久保はこの試合はベンチスタート。3-0となって迎えた73分にピッチに立つと、4分で結果を残す。

ハーフウェイライン付近でシンシナティがボールを奪うと、縦パス。これを敵陣で受けたブレンネルがタイミングを見計らってスルーパスを送る。

DF3人の間を抜くパスに対し、走り出していた久保が追いつくと、ボックス際からダイレクトでシュート。左足から放たれたシュートは、ゴール右に決まり、GKは一歩も動けず。戻ったDFもあと一歩及ばなかった。

このゴールは久保にとっておよそ2年ぶりのゴールとなった。

京都サンガF.C.の下部組織出身の久保は、その後トップチームに昇格。2013年7月にスイスヤング・ボーイズへと完全移籍すると、2017年1月にはベルギーのヘントへと完全移籍。2018年8月からはニュルンベルクへのレンタル移籍も経験した。

ヤング・ボーイズでは公式戦137試合で39ゴール15アシスト、ヘントでも公式戦73試合で25ゴール6アシストと結果を残すと、日本代表にも選出。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督に招集されて2016年11月にデビューを果たすと、ロシアワールドカップ予選で2ゴール2アシストを記録するなど活躍した。

しかし、W杯直前で監督が交代となるとそれ以降は一度も代表に呼ばれず。また、その後に移籍したニュルンベルクでは結果を残せず、2020年1月にシンシナティへ完全移籍していた。

アメリカでの挑戦を始めてからは、デビュー2試合目のアトランタ・ユナイテッド戦で初ゴールを記録。幸先良いスタートを切り、試合にも出続けていた中、ゴールから遠ざか流ことに。2020年10月のコロンバス・クルー戦で7カ月ぶりにMLSでゴールを決めると、その後は出番をもらいながらも結果を残せず。また、従来のストライカーからポジションが変わり、ボランチを務めることも増えていった。

今シーズンも開幕から中盤でプレー。5月以降はベンチスタートが増え、出場時間も減少していたが、久々のゴールを決めることに成功した。なお、チームも6-0で圧勝していた。



バイエルンvsバルセロナスポルティングCPvsトッテナム、マンチェスターCvsドルトムントなど見所満載!
グループステージから決勝までチャンピオンズリーグ全試合をWOWOWオンデマンドで独占ライブ配信!
無料トライアルなど詳しくはこちら

サムネイル画像