スーパー合体

「人生はどちらかです。勇気を持って挑むか、棒にふるか」──。ヘレン・ケラーの名言だ。この言葉にしたがって、記者はどちらか迷った時は「挑戦」を心がけている。

この度、日清カップヌードルの「スーパー合体シリーズ」で公式が辿り着けなかった組み合わせに挑んだ。その結果、「奇跡の組み合わせ」を発見して…。

【写真】オリジナル合体させた一杯


画像をもっと見る

■昨年に続く「合体シリーズ」

12日、日清食品は「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品を発売した。昨年、カップヌードルの定番フレーバー8種から2つを組み合わせた「スーパー合体」を発売したところ、SNSで話題になり多くの支持を集めた。

カップヌードル

今回は第二弾として、定番フレーバー10種を使った全45通りの組み合わせから4種を厳選。その結果、「カップヌードル(醤油)&シーフードヌードル」「チリトマト&トムヤンクン」「欧風チーズカレー&味噌」「辛麺&にんにく豚骨」の4つが爆誕したのだ。


関連記事:一体どういうことなんだ… カップヌードル公式の「3分の計り方」にネット困惑

■公式がやらなかった組み合わせ

昨年同様どれも魅力的だが、記者は疑問を抱いた。なぜ”あの組み合わせ”をやらないのだろうか。

スーパー合体

記者のいう組み合わせとは「シーフードヌードル&チリトマト」のこと。大学生だった10数年前のある日、当時「金欠病」を患っていたため夕食に使えるお金が500円しかなかった。

コンビニ弁当だけでは味気ないし、何か少ない金額でも贅沢できないか…。そこで件のカップヌードル2つを一つの器に入れて食べたところ、あまりの美味しさに感動したのだ。

残念ながら、公式では昨年も今年もシーフードとチリトマトが「合体」することはなかった。僭越ながら今回、記者がその魅力を紹介したいと思う。

■作り方は超簡単

スーパー合体

作り方は簡単。シーフードヌードルとチリトマトにそれぞれお湯を注ぎ、出来上がった2つをどんぶりに入れるだけ。

スーパー合体

通常、待ち時間はお湯を入れて3分だが、「合体」させる時間があるため2分でいい。シーフードとチリトマトを入れたらよくかき混ぜるのがポイント。

見た目はトマトスープの赤色が強めで、イカやカニ風味かまぼこなどシーフードが加わり具だくさんだ。


■味変で「イタリアン」な感覚に

スーパー合体

スープは濃厚なトマトスープに魚介の旨味が加わってコクのある一杯になる。チリトマト特有のピリッとした刺激がマイルドになるので辛いものが苦手な人もイケる。

カップ麺を2杯入れたらしょっぱくなるのでは…と思う人もいるかもしれないが、シーフードがもともとあっさりしているため変に塩辛くなることもない。半分ほど食べたら味変として、タバスコがおすすめだ。

スーパー合体

トマトと魚介のスープに酸味とフルティーな香りが加わり、ラーメンを食べているのにどこかトマトパスタを食べているような「イタリアン」な感覚を味わえる。

お互いの良さを引き立てる「シーフード×チリトマト」の組み合わせ、試す価値ありだ。願わくば、第三弾で公式にメニュー化されてほしい…。

・合わせて読みたい→カップヌードル、“海感”が増す激ウマアレンジを再現 「こんな食べ方あったのか」

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

カップヌードル、スーパー合体 公式がやらない「奇跡の組み合わせ」が激ウマ…