セリエAのボローニャは12日、同クラブの新監督に昨季までスペツィアで指揮を執っていたチアゴ・モッタ氏(40歳)が就任したことを発表した。

 ボローニャは今月6日、開幕から5試合を終えて2分3敗の未勝利となっていたことを受け、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督の解任を発表。チームは前節、フィオレンティーナ相手に勝利を収め、現在は勝ち点6の12位に位置している。後任候補にはチアゴ・モッタ氏と共に、昨季ワトフォードを率いていたクラウディオ・ラニエリ氏の名前も挙がっていた。

 現役時代にバルセロナインテルで活躍し、イタリア代表としても活躍したモッタ氏は、2018年にパリ・サンジェルマンPSG)で現役を引退。その後は同クラブのU-19チームを率いたが、同年10月に自身の古巣でもあるジェノアの監督に就任。しかし、チームを立て直せずに2カ月で解任の憂き目に遭った。その後、2021年にセリエA2年目のスペツィアを率いてチームを残留に導いたが、シーズン終了後に双方合意の下で契約を解除していた。

 

ボローニャがチアゴ・モッタ監督の就任を発表 [写真]=Getty Images