ジュビロ磐田は13日、フットボール本部の新体制について発表。大石倫裕氏がフットボール本部長に、藤田俊哉氏がスポーツダイレクターに就任したことを伝えている。

 1971年10月4日生まれの藤田氏は現在50歳。ジュビロ磐田でプロキャリアをスタートさせた同氏は、伝説の“N-BOXシステム”の一角を担う。2001シーズンに自身初となるリーグMVP賞を受賞し、翌2002シーズンには明治安田生命J1リーグ優勝にも貢献した。ユトレヒトや名古屋グランパス、日本代表などでも活躍した藤田氏は、2012年に現役引退を発表。その後、指導者の道を志すと、VVVフェンロのコーチやリーズの強化部を歴任していた。

 1964年12月20日生まれの大石氏は現在57歳。東京農業大学からヤマハ発動機ジュビロ磐田の前身)へと入団し、1992年までプレーした。今年1月に大石氏は、ジュビロ磐田フットボール本部のアカデミーマネジメント統括部長に就任しており、フットボール本部長と兼任していくことも併せて伝えている。

ジュビロ磐田は13日、藤田俊哉氏のスポーツダイレクター就任を発表(写真は2016年) [写真]=Getty Images