バレンズセミコンダクターはソニーセミコンダクタソリューションズ社が開発したセンサー信号(送信機)とバレンズセミコンダクターの半導体(受信)の相互運用テストを共同で実施し、成功裏に完了したことを発表しました。テスト対象には高速データ通信が含まれ、エラー修正や再送信機構などの主要なMIPI A-PHY通信機能が実証されました。
バレンズセミコンダクターのSVP兼オートモーティブ責任者のGideon Kedemは「バレンズセミコンダクタ―はMIPI A-PHYテクノロジーの先進企業としてMIPI A-PHYエコシステムの拡大と強化を主な目標としてきました。エコシステムを成長させる上で、センサー市場リーダーのソニーセミコンダクタソリューションズはすばらしいパートナーです」と述べ、さらに「MIPI A-PHYは現在利用できる中で最も堅牢性とレジリエンスに優れた車載接続テクノロジーです。その相互接続テストが成功裏に終了したことはエコシステムにとって大きな達成です。A-PHY準拠IC製品のサプライヤが次々に増えており、この規格の普及はさらに加速しています」と語りました。

ソニーセミコンダクタソリューションズ社の車載ビジネス部門担当ゼネラル・マネージャの大西 健治氏は「どの規格においても、異なる複数のベンダー間による相互運用性が成功の鍵を握ります。私たちはMIPI A-PHYにおいてこの重要なマイルストーンに到達したことを嬉しく思います」と述べ、さらに「市場リーダーのソニーセミコンダクタソリューションズにとって、最先端テクノロジーをイメージ・センサに投入することは非常に重要です。車載分野のお客様にとっても、MIPI A-PHYシリアライザの統合はコスト面と性能面において大きなメリットを提供します」と語りました。

Valens Semiconductorについて
バレンズゼミコンダクタ―はオーディオ・ビデオ業界と車載業界向けにビデオとデータの長距離高速伝送を開発することにより、接続性の新たな可能性を拓きます。ValensのHDBaseT(R)技術はオーディオ・ビデオ市場における主要規格であり、そのチップセットは広範なアプリケーションにおいて多数の製品に組み込まれています。Valensの車載チップセットは大手メーカーのシステムに導入され、世界の自動車に搭載されています。ValensADASと自動車の進化を実現において重要な役割を果たし、その先進技術は高速車載接続における新しい業界標準の基礎になっています。詳細については、https://www.valens.com/をご覧ください。

配信元企業:Valens Semiconductor Ltd.

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