GRLは、FuturePlus社との提携により、世界7ヶ所のラボで提供しているDDRおよびLPDDRメモリのテストサービスの範囲を拡大しました。

デジタルインターフェースのためエンジニアリングサービスとテスト自動化ソリューションの世界的リーダーであるGranite River Labs(GRL)と、DDRメモリのデバッグおよび検証ツールの大手ベンダーであるFuturePlus Systems, LLCは、DDRメモリテストサービスの提供を拡大する共同取り組みを発表しました。今回の提携は、サーバーから組み込みコンピュータシステムまで幅広い製品でDDRおよびLPDDR(Low-Power Double Data Rate)メモリを採用している企業に対し、両社の専門知識を活用し、世界最高水準のテストおよび測定サービスを提供するものです。


DDRメモリは、さまざまな電子機器で重要な役割を担っています。 JEDEC Solid State Technology Association(JEDEC)が策定したDDR規格は、最新世代のDDR5、LPDDR5へと進化し、その複雑さは著しく増しています。 設計者やシステムインテグレータは、DRAMが安定して動作しし、データを失うことがないように多くの力を注いでいます。 DDR メモリのエンドユーザーは、一過性で、追跡が困難で、絞り込むことがほぼ不可能なメモリエラーが発生した場合、重大な問題をに直面することになります。FuturePlus Systemsは、30年以上にわたってDDRおよびLPDDRメモリの課題解決を支援してきました。

GRLは、FuturePlus社との提携により、世界7カ所のラボで提供しているDDRおよびLPDDRメモリのテストサービス範囲を拡張しました。 GRLのラボで提供される新しいサービスには、メモリチャネル検証、組み込みメモリ(「MemoryDown」)テスト、ロウハンマーテスト、DIMMおよびSO-DIMM故障解析、さらにマージンテスト、コマンドバス利用率、パワーマネージメント、データバス利用率、バンクグループ解析などの高性能アプリケーション向けメモリ解析が含まれます。 これらの新サービスは、これまでのGRLが持つDDRおよびLPDDR信号品質コンプライアンステスト、メモリバスのシグナルインテグリティ検証における能力に加え、幅広い範囲でDDRメモリのテストサービスを提供することになります。

DDRメモリとLPDDRメモリは、今日の電子システムにおいてユビキタスな存在となっています。当社のDDRメモリに関する深い専門知識とGranite River Labs社の専門知識およびグローバルなフットプリントが統合されることを楽しみにしています。」と、FuturePlus Systemsの新製品開発担当副社長Barbara Aichingerは述べています。

GRL の技術担当副社長である高橋幹は、次のように述べています。 「コンピュータ・メモリはクラウド・コンピューティングの中心であり、組込み機器や自動車、重要インフラ家電製品などに幅広く使用されています。 FuturePlusと協力し、世界最高水準の測定・試験サービスを提供できることを嬉しく思います。 この提携により、FuturePlus社の専門知識と、DDRおよびLPDDRメモリをサポートする当社の広範な技術力を融合させることができるようになります」

GRLがFuturePlus Systemsと提携して提供する新しいDDRメモリテストサービスの詳細については、

https://www.graniteriverlabs.com/ja-jp/ddr-standards-serviceをご覧ください。

  • FuturePlus Systems, LLCについて

FuturePlus Systems, LLC は、コンピュータ設計業界向けのツールおよびサービスの設計、製造、提供、販売を行っています。同社の製品およびサービスは、設計およびテストエンジニアが製品を業界標準に適合させるために利用されています。 特に、FuturePlus Systems, LLCは、DDRメモリ、低消費電力DDRメモリ、DisplayPortなどのコンピュータバス規格に重点を置いています。

  • グラナイトリバーラボ(Granite River Labs)について

https://www.graniteriverlabs.com/ja-jp/
グラナイトリバーラボ(GRL)は、2010年にシリコンバレーで設立されました。最先端の技術を採用する製品を開発するかたがたへend-to-endテスト、認証試験、コンプライアンスサービス、および関連する独自の計測とソフトウェアソリューションを提供するプロバイダーとして、成長しました。2021年9月現在、米国本社以外にも、日本、中国、ドイツシンガポールマレーシア、台湾、インドの世界10カ国・地域に展開しています。GRLはエンジニアが設計や検証の難しい課題を解決することを支援します。近年、デジタルインターフェイスがより高速に、より複雑になるに伴い、テストが困難になってきています。GRLはそのようなインターフェイスの開発を行うハードウェア開発者を支援することを目的として設立されました。GRLはすでに、数百もの企業、および世界中のR&Dセンターで新規技術を導入した製品開発を行う数多くのエンジニアを支援してきました。市場をリードする技術専門知識、コネクティビティと充電技術に関する幅広い能力、品質に顧客サービスの卓越性への集中的な取り組みにより、GRLは急速に成長し、頼りになるエキスパートとして認知されています。

この情報に関するお問い合わせは mktg@graniteriverlabs.com までご連絡ください。












配信元企業:グラナイトリバーラボ・ジャパン株式会社

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