玉山鉄二、岡山天音、早乙女太一が出演する縦型ミステリードラマ「終わらせる者」。同ドラマの追加キャストとして、マネキン連続殺人事件の謎を握る一家に、冨永愛、ココリコ・田中直樹、荒木飛羽、そして三人が演じる一家と関係を持つジャーナリスト役として、さとうほなみが出演する。
同ドラマは、コンテンツレーベル「上下関係W(ワールド)」初の作品となる縦型ミステリードラマ「終わらせる者」は、遺体とマネキンが合成されているという猟奇的な犯行の“マネキン連続殺人事件”がきっかけとなり始まる物語。
三人の刑事が、事件に巻き込まれた一家への捜査を通し、不可解な事件の謎と、驚がくの真実を明らかにしていく。その真実の先にある「終わらせる者」の意味が次第にリンクしていく新感覚のミステリードラマとなる。
■田中直樹と冨永愛が夫婦に
田中はマネキン連続殺人事件の捜査対象となった齋藤家の主であり建築家・齋藤永和役を演じる。お笑い芸人として活躍しながら、日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞を受賞し、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の九条兼実役を演じるなど、独特な世界感を作品に吹き込んでいく。
田中は同ドラマに対し、「さまざまな登場人物の感情がぐちゃぐちゃに揺れ動き、乱され、それでもなお、それぞれの正義をぶつけ合う様は、とても面白く、その正義が間違っていればいる程、面白く、美しく、狂気でした。縦型だからこそ味わえる新しい映像の感覚もぜひ味わってください」と語り、同ドラマの魅力と縦型ドラマならではの期待を寄せた。
齋藤の妻・齋藤あすみ役を演じる冨永。冨永が演じるあすみは、洋裁に使うマネキンを数体所持しており、心配性で爪をかむ癖がある役柄。あすみ役を演じた冨永は、「縦型ドラマという新しい分野での挑戦は、私にとっても良い経験となりました。今回演じたあすみ役は、ある意味普段の私が表に見せている面ではない、裏側の顔のような気がしていました」と語り、縦型という新たな撮影手法と、今までにない一面を演じた本作に期待を膨らませる。
■さとうほなみはジャーナリストを演じる
さらに、あすみの友人で有名雑誌のジャーナリスト・森弓子役を演じるのは、テレビドラマ「六本木クラス」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)に出演し、注目を集める女優・さとう。マネキン連続殺人事件の捜査対象になった齋藤一家と関係を持つ役として、物語の行方を左右していく。
撮影を終えたさとうは、「縦型ドラマということで、撮影の方法であったり、映る側の意識であったり、とても新鮮な経験をさせていただきました。ずっと不穏で、何が起きるか…というか、今何が起きているのかが分からない。そこが気になって仕方がない。そんなドラマになっています」と、緊張感と没入感を感じる本作の手応えを語った。
永和とあすみの息子で、マネキン連続殺人事件の被害に遭った恋人を持つ齋藤琉貴亜を演じるのは、大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合)や、連続テレビ小説「半分、青い」(NHK総合)、ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ)、そして連続ドラマ「少年のアビス」(MBSテレビほか)で初主演を演じ、次世代注目俳優として注目を集める荒木。
ミステリアスな齋藤琉貴亜を演じ、「難しい役柄でしたが、今までのお芝居の経験が生かせました。縦型ドラマに出演させていただくのは初めてで、画角が狭いので、普段より表情の演技に気をつけてお芝居をしました。逆にそれも含めて演じるのが楽しかったです」と、縦型ドラマ初出演における思いを明かした。
■主題歌を担当するのは「凛として時雨」
主題歌は、2022年で結成20周年を迎える、日本屈指のスリーピースロックバンド・凛として時雨が同ドラマをテーマに書き下ろした楽曲「MarvelousPersona」に決定。凛として時雨は、「縦型の画面の中で繰り広げられるのは白昼夢への没入。shuntaro監督が作る冷たく青い世界の中で、異様な空気感を役者の方の呼吸と表情が現実との境界線を取り払ってしまうほど。
異常と正常の重力の中で何が上で、何が下なのか、全てが逆さまになる様なスリルに音楽を作らせて頂きました。今や誰もが目を離せないスクリーンの画面、もっと目が離せなくなるはず。耳の方は僕たちが“終わらせる者”として任務を遂行します」と、「終わらせる者」の世界観をメロディと詩で表現したと告白。
凛として時雨が主題歌を務めることを知ったさとうは、「主題歌が凛として時雨さんでテンションが上がっています！」とコメントした。縦型ミステリードラマ「終わらせる者」は、コンテンツレーベル「上下関係W」のLINE公式アカウントより、9月22日(木)夜6時から配信を開始し、同じく「上下関係W」より10月7日(金)から開始する「トップギフト」と連続して配信する。
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