明治安田生命J1リーグ第26節延期分が14日に行われ、浦和レッズとセレッソ大阪が対戦した。
浦和のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント進出を受けて延期となっていた一戦。ともに来季のACL出場権を争う両チームによる“シックス・ポインター”となった。
試合の均衡が破れたのは23分、C大阪が先制する。自陣で獲得したフリーキックを素早く始めると、為田大貴が左サイドをドリブルで突破。ペナルティエリア手前から右足アウトサイドで絶妙のクロスを送る。ボックス中央に飛び込んだ加藤陸次樹が右足でうまく合わせてネットを揺らした。
1点ビハインドで折り返した浦和はハーフタイムに3枚替えを敢行。酒井宏樹、ダヴィド・モーベルグ、小泉佳穂を投入して勝負に出る。後半頭から押し込む展開が続くが、決定機の創出には至らず。
C大阪は終了間際にブルーノ・メンデスが放ったミドルシュートがクロスバーに阻まれたものの、逃げ切りに成功して1-0で勝利。浦和はリーグ戦4試合ぶりの黒星、C大阪は2連勝となった。1試合未消化のC大阪は鹿島アントラーズをかわして4位に浮上し、3位サンフレッチェ広島との勝ち点差を「3」に縮めた。
次戦は17日に行われ、浦和は敵地で湘南ベルマーレ、C大阪は敵地でジュビロ磐田と対戦する。
【得点者】
0-1 20分 加藤陸次樹(C大阪)
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