※2022年6月撮影

トップ画像は、荒川区側から千住大橋を見ています。素盞雄神社「天王祭」の氏子さん達が担ぐ神輿が千住大橋を渡ってゆきます。

荒川区教育委員会による「千住の河岸」案内。内容を要約します。

江戸時代、千住大橋袂(たもと)の河岸には、秩父から荒川の水運を使って運ばれてくる材木を扱う材木商が並んでいました。熊野神社門前に材木問屋が多くあり江戸への物資集散の拠点でした。

千住大橋を渡って最初の路地を右に入った場所に熊野神社があります。

路地を20-30m進むと熊野神社がありました。残念ながら防犯上施錠されています。材木商は無く、周囲は住宅が並んでいました。

熊野神社境内。

※2022年5月撮影

ここにも荒川区教育委員会の説明があります。

※2022年5月撮影

内容要約です。

熊野神社、創建は1050年(永承五年)、源義家の勧請と伝わります。荒川(現・隅田川)に最初の大橋を架けた奉行伊奈備前守は当社に成就を祈願。1594年(文禄三年)の完成時に橋の御用材で社殿を修理しました。祈願と社殿修理は、大橋が何度も架け替えらる度に慣例となりました。この辺りの河岸は、陸路奥州街道中と交差、川越夜舟が行き交い賑わいました。

日光街道に戻りました。これはウィークデイに訪問した時の写真。

※2022年5月撮影

南に200mほどで素盞雄神社があります。既に「天王祭」の提灯が下げられていました。

※2022年5月撮影

ここからは、6月4日(土)、天王祭に来た時の写真です。

※2022年6月撮影

流石に下町のお祭りという雰囲気。露店がたくさん出ています。

※2022年6月撮影

境内は露店の間には、子供や家族連れが溢れています。

※2022年6月撮影

懐かしい「金魚すくい」です。

※2022年6月撮影

次回は、5月に来訪した「平時」の素盞雄神社を紹介します。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。