「超RIZIN」と「RIZIN.38」が、9月25日(日)に開催される格闘技興行の大会出場選手とともに、追加対戦カードを発表する会見を、ABEMA格闘チャンネルにて9月14日に生中継した。

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RIZIN」は、総合格闘技の試合を主軸としながらも、キックボクシングルール、スタンディングバウトルール、グラップリングルールといった多様なルールで試合をするのに加え、女子格闘技も積極的に取り入れ、トップ選手たちを続々と輩出している。

今回の会見では、フロイド・メイウェザー選手のボディーガードを務めるジジと皇治選手が、「超RIZIN」にて、フリーウエイト制によるスタンディングバウトルールのエキシビションマッチを行うことが発表された。

本会見に、アメリカからリモート参加したジジは、「自分に対しても、フロイドに対しても、関係者すべてに対してナメてる。それだけボコボコにされたいんだったら、ほしいものを与えてやる」と挑発すると、皇治選手は「お前、何、しとんねん、えらそうに。なんでこの人、画面上でしゃべってるんすか。えらいのはメイウェザー選手で、こいつはえらくないんですから。マルコメくんにプライベートジェット、借りてこなね」とメイウェザー選手も茶化しながら、返答する。ジジは「ナメてること、やり始めたのはお前だろ、フロイドの面をつけて登場した時点でナメてる。誰も、こっちではお前のことを知らない。いろんなやつを見てきたけど、まったくかすりもしないのがお前だ。自分もBEST of the BESTだと自覚している。そのパンチが、お前にくることを覚悟してほしい。ヘッドバッドだって迎え入れてやる」と臨戦態勢だと語る。皇治選手も「お前がいちばん誰やねん!しゃべりすぎて、なんにも頭に入ってけえへん」と舌戦をくり返し、両者、あおりあいの膠着状態となる。20キロを超える体格差のあるふたりが、いったいどのような試合を展開するのか、今から注目が集まる。

なお、9月18日(日)夜8:00より、事前特番「本人リモート生出演 メイウェザーvs朝倉未来 最新3大情報解禁SP!」の生放送の決定に加えて、「超RIZIN」と「RIZIN.38」のあいだに1時間のハーフタイムショーを設け、そこで日本を代表するヒップホップアーティスト、LEX、JP THE WAVY、BAD HOPらが出演する。今回のハーフタイムショーに際し、JP THE WAVYは「世界的に注目されている『RIZIN』のハーフタイムショーに参加できること、すごく光栄に思います。試合はもちろんですが、僕たちのライブも楽しみにしていてください」、LEXは「『RIZIN』とミュージック、『RIZIN』さんもおもしろいことやりますね。僕は平本蓮を応援しています」、BAD HOPは「メンバーはみな格闘技が好きで、何度も『RIZIN』を観戦していたので、注目度の高いハーフタイムショーの出演アーティストに選出していただき、光栄です」とそれぞれコメントを寄せている。

また、那須川天心選手もMCとして参加し、「こんにちは那須川天心です。『RIZIN』をすでに卒業し、このリングに立つことは、もうないと思っていました。これまでこの『RIZIN』のリングでは、ありとあらゆるチャレンジをしてきましたが、今回、MCにチャレンジすることになりました。格闘技とヒップホップはとても似ているところがあると思っていて、今回、MCをやることに決めました。盛りあげられるよう、精いっぱい務めます。みなさん、ブチあがりましょう!」と意気込みを語っている。那須川選手がどんなMCをし、アーティストがどんなパフォーマンスでハーフタイムを盛りあげるのかに期待が高まる。

ジジとの対戦が発表された皇治選手/(C)AbemaTV,Inc.