9月15日~18日の4日間、幕張メッセで開催中の大型イベント「東京ゲームショウ2022」(略称:TGS2022)。“世界最大規模のゲームの見本市”として知られる「TGS」は、最新ゲームの先行プレイや、ゲーム関係のさまざまなステージ企画が実施されるだけでなく、魅力的なコスプレイヤーが一堂に会し、写真撮影や交流を楽しめるところも参加するうえでの醍醐味のひとつ。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、コスプレエリアの実施はなしとなっているが、本記事では過去の「TGS」で撮影したハイレベルなコスプレイヤーをピックアップ。当時の流行や、今後、コスプレ界隈で流行りそうなゲームの分析と合わせて、コスプレイヤーたちの写真をお届けする。

【写真】圧巻の再現度…過去の「東京ゲームショウ」で集結したコスプレイヤー写真館

■「東京ゲームショウ2019」に参加していたコスプレイヤーたち

今回紹介するのは、3年前に開催された「東京ゲームショウ2019」に参加していたコスプレイヤーたち。その衣装を見てみると、「TGS」=ゲームの祭典ということもあって、ゲームキャラのコスプレ率が高め。なかでもスマートフォンゲームFate/Grand Order」(略称:FGO)の人気は絶大で、同作の“サーヴァント”に扮したレイヤーが続々と集結。なかには「FGOレイヤー同士で集まり、大型の“併せ”を楽しむグループの姿も見られた。

一方、家庭用ゲームでは「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」いった大作RPGから、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」「ダンガンロンパ」「ペルソナ」「ぷよぷよ」まで、新旧さまざまな人気作のキャラクターたち(に扮したコスプレイヤー)が勢ぞろい。そのなかには写真撮影だけでなく、コスプレ衣装のままホール内を見てまわり、新作ゲームの試遊や体験型企画を楽しんでいた参加者もいた。

■2022年、現在のコスプレ界隈は…

なお、2022年現在のコスプレ界隈では、ゲーム作品では「原神」や「ウマ娘 プリティーダービー」などが人気で、どのイベントでもこれらのヒロインに扮したコスプレイヤーを見かける機会が多い。

また、今秋~年末にかけて開催されるコスプレイベントでは、発売されたばかりの「スプラトゥーン3」や、大ヒットシリーズの最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(11月18日発売予定)、「FFVII」の前日譚にあたる「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」(12月13日発売予定)なども人気が出る可能性が高い。

そうした点にも注目しつつ、コスプレのトレンドをチェックしておき、「コミックマーケット101」(12月30日・31日、東京ビッグサイトにて開催)の会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。

取材・文=ソムタム田井

過去の「東京ゲームショウ」で集結したコスプレイヤーたち/撮影:ソムタム田井 ※TGS2019にて撮影