フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督がユベントスのMFポール・ポグバに言及した。フランス『レキップ』が伝えている。

今夏にマンチェスター・ユナイテッドから6年ぶりのユベントス復帰を果たしたポグバだが、開幕前に右ヒザ外側半月板の損傷が判明し、今月に入って手術。今秋のカタールワールドカップ(W杯)出場が絶望視されている。

そんななか、フランス代表指揮官は15日、UEFAネーションズリーグ(UNL)の代表メンバー発表会見で、ポグバのW杯行きに具体的な言及を避けた。

「今日の時点では何も言えない。ポールとは定期的にやりとりしていて、順調に段階を踏んでいる。ある程度の締め切りがあって、一刻も早く復帰するためにあらゆる手を尽くしているところだが、リスクを冒すわけにもいかない。しかし、今日は誰も『はい』とも『いいえ』とも言えない。まずは完治したというのが基準だ。治っていない選手を呼んだことなどない」

「ポールからはまだゴーサインがない。彼はギャラリーを楽しませるためにいるのではない。フランス代表に招集された選手たちはフィールドに立つのに十分な状態だから。ポールは状態が悪ければ呼ばれない。それは彼もそれを望んでいないだろうし、私も望んでいない」

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