台風14号は、19日（月）にかけて奄美地方や九州にかなり接近する見込みです。18日（日）は、台風の影響で南西諸島や九州から東海・関東では雨となるでしょう。北陸や北日本は雲が多くなりそうです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で大気の状態が不安定となり、雷雨となる所もあるでしょう。

台風14号は、日本に接近する台風としては今年一番の勢力となる予想です。九州では記録的な暴風や大雨となるおそれがあります。不要不急の外出は避け、身の安全を確保してください。また、雨が止んでも地盤の緩みによる土砂崩れの発生や、再び雨が降り出す可能性もありますので、外出する際は周囲の状況に注意してください。

（気象予報士・星 絵理香）

17日午後4時の台風14号の位置と進路予想。