授乳・母乳

「卒乳の時期は、息子が決める」と語る女性によると、子供に母乳を与えるメリットは多いという。しかし「これはちょっと…」と眉をひそめる人も少なくないようだ。『news.com.au』などオーストラリアのメディアが、女性の主張も含めて紹介している。


■若い母親の珍しい育児方針

オーストラリアで暮らすローレンさん(29)には、子供が2人いる。長男は現在5歳で“赤ちゃん”と呼ばれる時期はとっくに卒業しているが、ローレンさんは今も息子に母乳を与える生活を続けている。

卒乳・断乳の時期も特には考えてはおらず、息子に決めさせる予定とのこと。下の子供(2)も母乳を欲しがることから、同時に授乳することも多いようだ。


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■「キモイ」と罵られ…

SNSでも育児の様子を収めた写真を公開しているため、ローレンさんはたびたび否定的なコメントを書き込まれる。「狂っている」「気持ち悪い」「変だ」と言われるほか、「身勝手すぎる」「子供を虐待している」と批判されることもあるのだという。

しかしローレンさんは、乳房は子供に母乳を与えるためにあるのだと主張。ネガティブな意見は気にしていないといい、子供たちにとって良いことをするのみだと強調している。

■「自然な行為」という主張

ローレンさんは「5歳の子供への授乳は、一般的な行為ではないのかもしれません」「確かに乳房は性的な部位です」とコメントしている。

それでも母乳を与える行為については、「性とは切り離して考えるべき」「同一視するほうが変なんですよ」「母と子の自然な行為をいやらしい目で見る理由が分かりません」とも話している。


■母乳育児で絆が強く…

ローレンさんは息子が寝る前に母乳をあげているそうで、その行為によって親子の絆が強くなったとも明かしている。なお日本では、卒乳の平均的な時期について生後1年6ヶ月ごろだと言われている。ただなかには、3歳前後でまだ「おっぱい」という子供もいるようだ。

「私にとっても、息子にとっても良いことなんです」と自信たっぷりに話すローレンさん。しかしSNSを使用しているため、「顔をさらされる息子が大変気の毒」という声もあがっている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

5歳の息子に母乳を与え続ける母親 世間からは「最低」「虐待」と批判殺到