女優・森七菜の初アルバムの売上が芳しくないことを9月8日、ニュースサイト「まいじつ」が報じた。同記事によると、森は21歳の誕生日である8月31日に、初のアルバム「アルバム」をリリース。収録曲はロックバンド・スピッツの曲をカバーした「愛のしるし」をはじめ、アニメ監督の新海誠が作詞を手掛けた「背伸び」、森山直太朗作詞作曲の新曲「bye-bye myself」など全10曲。さらに初回限定版はフォトブックやミュージックビデオが収録されたBlu-rayが付く。

 なんとも気合いの入ったアルバムと言えそうだが、オリコンが発表した9月12日付けの週間アルバムランキングによると初登場16位、推定売上枚数は3775枚と伸び悩んでいるという。

 ネット上ではこの結果について、《女優業だけやればよかったのに》《ゴタゴタしてあんまり見なくなったからじゃない? 前の勢いのまま発売してたら歌ももっと売れてたんじゃ》《3000枚以上売れたことに驚いた》など厳しい声が並んだ。

「ネット上では昨年1月に起きた森の事務所移籍騒動の影響を指摘する声もありますが、そもそも女優と歌手の二足のわらじでヒットを飛ばせる人はほんのひと握り。最近はCDだけでなくダウンロードもあるため売上が分散しやすく、16位は十分健闘しているとも考えられます。

 また、森の3歳年上で歌手としても活動している上白石萌音は16年にカバーミニアルバム『chouchou』をリリースしましたが最高12位と微妙な数字でした。翌17年のセカンドアルバム『and…』は最高25位でしたが、その後もアルバムリリースやライブなど歌手活動を続けた結果、現在は全国ツアーを開催し、来年には初の武道館ライブを控えるなど一定の評価と人気を得ています。森も今後の頑張り次第では二足のわらじを履き続けることも不可能ではありません」(芸能記者)

 先輩女優の後に続けるか。

(柏原廉)

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