「秒速で1億円稼ぐ男」として世間の注目を集めた、実業家の与沢翼が登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1～3金曜夜9:00-9:30、第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後～／ABEMA SPECIALチャンネル)の9月16日の放送では、前編では、初めて起業した会社が3年半で年商10億円の成長するも、もうけ話に乗ってしまい、“3億円の負債を抱えて自己破産”というしくじり授業の後編を公開する。後編の授業では、自己破産後に待ち受けていた、さらなるしくじりの数々と、豪遊三昧のセレブ生活から一気に地獄へと転落し、世間の注目を集めた“ホームレス騒動”の経緯に迫った。
■“秒速で激太り”
自己破産を経験した絶望により、ストレスで約40kg体重が増加、“秒速で激太り”してしまったという告白からスタートした後編の授業で先生は、実は以前から会社がつぶれる予感を抱いていたと言い、自己破産をする8ヵ月前から、“本屋へ希望を探しにいく”という行動をとっていたのだと語る。
そこで“投資”と“アフィリエイト”が目につき、「どちらを勉強するかなやんだ末に、“アフィリエイト”をやっていこうと考えた。どうやって報酬が発生するんだろうというのを、一生懸命、勉強した」、そして、“アフィリエイト”に関する本を読みあさった結果、アパレル事業撤退から30日後には、“アフィリエイトで月1500万円荒稼ぎ”という復活劇を果たした先生に、生徒たちは「早すぎません!?」「なんで!?」と驚きの声をあげる。
それ以降、連日連夜、仕事に明け暮れ、セミナー事業での収入もあわせて、半年で5億円を稼いだと続けた先生に、「半年で5億!?」「聞いたことない」と教室はまたも騒然となった。
■「ねらってましたね」
また、当時は、世の中からどんな人物なのか、よく理解されていなかった先生だったが、2011年頃から「秒速で1億円稼ぐ男」という異名がつけられるようになったとふり返り、先生の代名詞となった書籍「秒速で1億円稼ぐ条件」を出したのもこの頃だと言い、世の中に大きなインパクトを与えた本のタイトルや写真については、「ねらってましたね」と明かした先生は、「イタいなってわかってました。でも、イタいからこそ、(メディアに)くり返し出していただける。いかに変な人になれるか。ネットで叩かれるのは、実はすごく大事だった。それもアクセスだと思っていました」と語ると、生徒たちは「なるほど…」「すごい…」と感嘆していた。
■エスカレートしていくセレブ生活
その後、“ネオヒルズ族”としてテレビ番組に出るようになり、ド派手なセレブ生活が取りあげられるようになった先生は、新しいネタを作るという目的があったものの、メディアの要求が上がっていくとともに、そのセレブ生活ぶりもエスカレートしていく。
自分が遊び歩くことが仕事だとかんちがいし、“経営管理を部下に丸投げして、六本木で豪遊三昧”、さらにそんな絶頂期に、“舞い込んでくるもうけ話に、なんでもかんでも乗ってしまう”など、しくじりを連発していたと打ち明ける。「“豪遊”のイメージを保つ資金に加え、もうけ話にもホイホイ乗ってしまった結果、残高が1億円くらいになっていた」と言い、2014年1月には経理担当から「来月までに3億円の納税が必要ですが、2億円、足りません」との報告を受ける事態に陥ってしまう。数週間で2億円の金策にほん走するも、「国税局と東京都税の職員が、オフィスや自宅を訪れ、差し押さえ」「愛車3台を売却し、社員の大量リストラ」という状況に追い込まれてしまったと懺悔した。
そこで、完全に白旗を挙げた先生は、2014年4月に資金がなくなったことをSNSで告白し、一挙に世間の関心を集めた“ホームレスへ転落”という文句で、週刊誌の誌面を飾ったのだとふり返った。
その後の授業では、「光と闇、両方からのアプローチがあった」という転落後の周囲の反応や、億単位のしくじりをくり返して変化していった先生の心境などを熱弁する。「自分に何が必要で、何が必要でないかを整理しよう」と考えた先生が、みちびき出した“ぜったいにゆずれないもの”とはいったいなんだったのか、そして、欲まみれだった過去のしくじりから学んだ教訓を教えてくれる。
また、そんな与沢先生の授業では、「ネット検索しても出てこない」という超高級ホテルの存在や、キャバクラの世界に足を踏み入れた先生が、「ひと晩で最高3,000万円を使った」と明かした衝撃の豪遊エピソードなど、「秒速で1億円稼ぐ男」の知られざる真相が、次々と明らかになった。
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