トッテナムイングランド代表DFエリックダイアーが、アントニオ・コンテ監督への感謝を語った。イギリス『ミラー』が伝えている。

ダイアーは昨年11月に指揮官に就任したコンテ監督の下で3バックの中央に固定されると、ディフェンスリーダーとして安定したパフォーマンスを披露中。今シーズンもプレミアリーグチャンピオンズリーグ(CL)で全試合にフル出場しており、好調のチームを支えている。

また、通算45試合に出場しているイングランド代表からは昨年3月を最後に遠ざかっていたが、こうした活躍が評価され9月のUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23に向けたメンバーに招集された。

かねてより今年11月から開催されるカタールワールドカップ(W杯)への出場を熱望していたダイアーは、この招集に歓喜。自身の成長を支えてくれたコンテ監督への感謝を隠さなかった。

優等生じみたことは言いたくないけど、監督は僕に多くをもたらしてくれた。あらゆる意味で大きな影響を与えてくれたんだ。戦術的に、肉体的に、精神的にアプローチをしてくれたよ」

「もちろん、監督だけでなく彼のスタッフ全員が影響を与えてくれた。彼はとても厳しい人だけど、僕はそれをとても楽しんでいるよ。彼が来てからの1年ほど、多くを学んだことはない」

「彼は3バックにおけるゴッドファーザーのような存在だ。僕はこのシステムを常に学び、進化し、常に新しいものを加えていく。一つ学んだらまた次のステップへ…という感じでね。彼は僕に信念を取り戻させてくれたんだ」

「ユーロ出場を逃したときが、僕にとってもっとも難しいシーズンだった。ただ、世間で言われているほど悪いシーズンではなかったと思うけどね。でも今は、自分のキャリアで最高のレベルに達していると思う。そして、もっと良くなれるはずだ」

また、ダイアーイングランド代表での目標にも言及。まずは50試合出場を目指すと意欲を燃やしている。

「代表で50キャップ、100キャップを飾った選手はボードが飾られるよね。僕もその一員になるのが夢なんだ。代表から外れたとき、あと少しで手が届くのに…と思って悔しかった。僕はこの目標に到達したいんだ」

「代表復帰はとても嬉しいよ。嬉しくないように見えるかもしれないけど、戻ってこられて本当に嬉しい。ただ、あまりドラマチックにはしたくないんだ。僕はここでフットボールをするのだからね」

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