セリエB(イタリア2部)のベネヴェントは21日、新監督に元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ氏(49)を招へいしたことを発表した。

カンナバーロ氏は、現役時代はナポリの下部組織で育ち、ナポリの他、パルマインテルユベントスレアル・マドリーなどでプレーした。

イタリア代表ではキャプテンも務め、2006年のドイツワールドカップで見事に優勝。バロンドールも受賞していた。

引退後は、キャリア終盤に所属したUAEのアル・アハリで指導者キャリアをスタート。中国スーパーリーグの広州恒大(現:広州FC)で監督キャリアをスタート。その後、アル・ナスル、天津権健で指揮を執り、再び広州恒大に復帰。また、マルチェロ・リッピ監督退任後の中国代表も2試合だけ指揮を執した。

2021年9月、広州FCの親会社である恒大集団がコロナ禍での業績不振で経営破綻。それを受け、契約解除で退任し、その後はフリーとなっていた。

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