9月15日〜18日の4日間、千葉・幕張メッセで開かれた日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ」。
数ある有名ゲーム会社を差し置いて、注目を集めていた企業がある。ニトリ、イトーキ、そしてIKEAだ。…いや家具屋じゃん、全部。
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■続々参戦中
ゲーム、特にPCゲーを愛する人ならば、「でかいモニターを複数置けるゲーミングデスク、そして長時間座っても疲れないゲーミングチェア…『ぼくのかんがえた、さいきょうのゲーミングスペース』を作りたい!」と思ったことがあるはず。ゲーミングノートPCを使い、リビングで遊んでいる記者も「できれば…椅子くらい買いたいな…」とチェックする日々。
BauhutteやU-POWER、GTRACING、Razerなどゲーミング家具で有名なグランドは数多くあるが、そこに家具の専門店が続々と参入しているのだ。
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■お値段は15万円ほどに
イトーキは2018年からゲーミングチェアを販売中。通気性がよく蒸れにくい、ファブリックタイプに強みを持っている。
イチオシは、オフィスチェア『Act』(アクト)をベースにしたモデル。発売日はまだ未定だが、お値段15万円ほどを想定しているとか…高いけど、めちゃくちゃ機能がすごい。椅子の「動いたらいいな」部分が全部動くのだ。背面にはエストラマー樹脂を使っていてぐにゃっと曲がる上にもたれ具合(体重をかけたときの倒れ具合)まで調整可能。腕置きは高さも角度も向きも変えられる。
さらにレザー素材の座面は、広さまで変更可能。先端部分がくるっと丸まることで、座面自体が短くなるのだ。何そのメカ。ほしい。
■セット価格の物も
イケアは2年連続での出展。ブラック・ホワイトで統一したゲーミングエリア、そして二段ベッドの一段部分にゲーミングデスクを埋め込んだゲーミングブースの3セットを展示していた。
ホワイトなエリアに使われているのは、52,980円でセット販売もされている「FREDDE フレッデ」(ゲーム用デスク)と「MATCHSPEL マッチスペル」(チェア)の2つ。お手頃価格ながら、統一感のある部屋が作れそうだ。
■ニトリはTGS初出展
3社の中でも、特に大きな話題になったのが初出店の「ニトリ」だ。看板からしてめちゃくちゃニトリ。
白は新商品で、この部屋は「20代OL。ゲームにも美容にも手を抜かない☆」がテーマだそう。…なんだろう、色々とツッコみたい。デスクやチェアのトータルで72,180円。
TGSへの出展も後押しになってか、一部の商品(サイドシェルフやチェア)の白色は11月配送になっているほどの人気ぶりだ。ゲーミングルームだけではなく、色々と使いやすそう。
ゲームと本気で向き合いたい、そのための装備を整えるんだ! …でも、普段遣いもしやすいといいな…という人は、家具メーカーのアイテムから選ぶのもありかも。
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