メジャーリーグサッカーMLS)のインテル・マイアミに所属している元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、パリ・サンジェルマンPSG)に所属している同代表FWリオネル・メッシについて語った。『ESPN』が21日に同選手のコメントを伝えている。

 アルゼンチン代表は9月のインターナショナルマッチウィークでアメリカに滞在。23日にマイアミでホンジュラス代表との国際親善試合に臨み、27日にはニュージャージージャマイカ代表と対戦予定となっている。現在はマイアミで暮らしているイグアインは、ホンジュラス代表との一戦に向けてトレーニングを行うアルゼンチン代表チームを訪問。かつてのチームメイトと“再会”する様子をインテル・マイアミのクラブ公式Twitterが伝えた。

 アルゼンチン代表の訪問に際し、イグアインは『ESPN』のインタビューでメッシの去就について質問された。メッシPSGの契約は2023年夏で満了を迎えることから去就に注目が集まっており、インテル・マイアミを筆頭にMLSのクラブも獲得に関心を示していることが報じられている。

 イグアインは「彼は今回ここ(インテル・マイアミの本拠地)でトレーニングをしたから、スタジアムに慣れることができたね」と冗談を交えつつ、「(ディエゴ・)マラドーナと同じく、彼はどこのスタジアムであろうと関係ない。レオ自身が決めることだが、彼がアメリカに来れば、とんでもない“革命”になるだろう」とコメント。メッシの心境を推測しつつも、本心はわからないことを明かしている。

「彼の計画の中にはMLSも含まれているはずだ。様々な噂があるけれど、言葉から行動への道のりは長いよね。それは僕がここに来る時も同じだった。この先のレオが何をするのかは見当もつかない。知っているのは、彼の契約が6月で切れることだけだ」

【動画】イグアインがかつての“同僚”と再会

アルゼンチン代表で長きに渡って共闘したメッシ(左)とイグアイン(右) [写真]=Getty Images