アニメ「サマータイムレンダ」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか)。9月22日放送の第24話は、ついに最終回直前で、慎平たちの戦いがクライマックスへ。力を合わせて戦う姿にアツいものがこみ上げる一方で、切ない展開も訪れた。(以下、ネタバレがあります)

【写真】力を復活させる“影”潮を助けるハイネ

■慎平たちが強敵のシデと最終決戦へ!

同作は漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)にて2021年まで連載され、累計1億3000万PVを獲得した田中靖規による同名漫画が原作。主人公の慎平が幼なじみ・潮の死をきっかけに、生まれ故郷である和歌山県の離島・日都ヶ島に伝わる謎の存在“影”と死闘を繰り広げ、真相を解き明かしていく。全25話、2クールかけて物語を完結まで描く。

主人公・網代慎平の声を花江夏樹、海難事故で命を落として“影”となった慎平の幼なじみ・小舟潮を永瀬アンナ、潮の妹・澪を白砂沙帆、14年ぶりに島に戻って来た女性・南方ひづるを日笠陽子、猟師・根津を浦山迅、慎平の親友・菱形窓を小野賢章、窓の妹・朱鷺子河瀬茉希が務める。

TOKYO MXBS11カンテレ九州朝日放送アニマックス、J:テレでの放送の他、ディズニープラスにて見放題独占配信中だ。

シデの本体=雁切(CV:小西克幸)は現世にあり、完全に鎧を消し去らなければならないことが分かった第24話。勝利するには、“影”潮のハッキング能力をぶつけるしか方法がなかった。

あきらめない慎平の姿に感動!

互いをかばいあい戦う慎平、竜之介、そして“影”潮。ハッキング準備が完了するまでの2分を戦い抜こうと奮闘する。

不死身に近いシデに追い込まれ、右腕を切断されてしまう慎平たち。不利な状況でも慎平はあきらめずに俯瞰する癖を生かして必死にどう戦うべきかを考えるのだった。

■“影”潮はどうなる!?

苦戦が続く慎平だったが、“影”潮からもらった慎平の右目を狙うシデに対し、「潮はこれから俺に目をくれるんや。この目があるってことは、結末は決まってる。最後は潮の勝ちなんや!」と叫んだ。

世界を最後まで見届けたいという望みがあったシデだが、それが叶わないとなると「最後まで生きられないのなら世界のほうを終わらせたらええんちゃう?」ととんでもない考えにたどり着いていた。

緊迫した状況で対峙する慎平とシデ。そのとき、“影”潮の準備が完了し、味方になったハイネの力も加わって、見事にシデを倒すことができた。

その戦いの終わりと共に“影”潮がヒルコの本体を消し去ったことで、“影”たちも消滅することに。ただ、それは“影”潮との別れも意味した。

力を合わせて戦い抜く姿に胸がアツくなりつつ、涙があふれ出る展開に。SNSには「熱い最終決戦でした」「久しぶりにアニメで泣いた」「演出が全部神がかってたな…」と言った声が寄せられた。

次回、9月29日(木)の放送はいよいよ最終回となる。

◆文=ザテレビジョンアニメ部

最後まで戦いをあきらめない慎平の姿がかっこいい!/(C)田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会