近年では絵文字やスタンプにお株を奪われた感も否めないが、依然として根強い人気を誇る顔文字。なおネット上では定期的に、とある駅名が「顔文字にしか見えない」と話題になっているのをご存知だろうか。

【話題のツイート】初見では二度見してしまいそう…


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■どう見ても「顔文字」そのもの…

今回注目したいのは、ツイッターユーザー・kさんが投稿した1件のツイート

「日本一駅名が短い駅」とだけ綴られた投稿には、電車内で撮影したと思しき液晶ディスプレイの写真が添えられており、停車駅は「つ」(津)と表示されている。

津駅

これだけならば特筆するものはないのだが…横に表示された韓国語表示を見ると、そこには「スマイルマークの顔文字」のような文字が映し出されていたではないか。


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■寄せられる大量の「^_^」

件のツイートは投稿から数日足らずで2,000件近くもの「いいね」を獲得しており、他のツイッターユーザーからは「^_^」とだけ記した大量の「顔文字リプライ」が寄せられているのが、なんとも微笑ましい。

確かに笑顔にしか見えないこちらのハングルだが、じつはこちらの表記を用いることに疑問を覚える日本人も少なくないのだ…。

■韓国語には「つ」が存在しない?

というのも、韓国語には日本語の「つ」に相当する音が存在せず、前出の顔文字のような文字は厳密に言うと「す」の音を意味するのだ。

「月島」や「築地」であれば「すきしま」「すきじ」といった読み方になるワケだが、これらはまだ複数文字から成り立った名称なので比較的読み取りやすいだろう。

津駅

一方で「津」は1文字の駅名のため、いきなり「す」とだけ言われても、駅名でなく「お酢」を連想してしまう日本人のほうが多いのでは。


■「英語表示」が話題になるケースも

今回は韓国語の表示内容が話題となったが、以前には駅名の「英語表示」が話題を呼んだケースも。

今年7月に注目を集めていたのは、千葉県いすみ市にあるJR「太東駅」の名称。同駅を英語で表示すると「TAITO STATION」…即ち、全国各地に店舗を構えるゲームセンタータイトーステーション」と同一の読みとなるのだ。

日常生活で何気なく目にしている駅名も、異なる言語で捉え直してみると、新たな発見があるかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

この駅名、あまりにニコニコすぎる… どう見ても「笑ってる」駅の正体が話題に