メイン画像

この先2週間の天気と気温の傾向です。また、南の海上では台風のたまごとも言える熱帯低気圧が発生する予想で、3連休明けも熱帯低気圧の動向に注意を。次の週末はようやく秋晴れになりそうです。

熱帯低気圧の動向に注意

画像A

23日から24日に東日本に接近した台風15号は台風としてはあまり発達しませんでしたが、熱帯由来の暖かく湿った空気を運びこみ、静岡県で記録的な大雨になるなど、影響を与えました。まだ台風シーズンは続きます。

フィリピンの東にある非常に強い台風16号はこのまま西へ進み、日本列島への直接的な影響はないでしょう。一方で、南の海上では、今後、台風のたまごともいえる熱帯低気圧が発生する予想です。26日(月)頃から次第に小笠原諸島付近へ北上する可能性があり、注意が必要です。この熱帯低気圧のその後の発達具合や進路はまだはっきりしませんが、複数ある気象予測モデルの中では発達しながら北上すると予測するものもあります。3連休明けも熱帯低気圧の動向に注意が必要です。

このところ週末ごとに日本列島は台風の影響を受けてきましたが、10月1日(土)と2日(日)は日本列島は移動性高気圧に覆われて、ようやく広く秋晴れとなるでしょう。お出かけ日和になりそうです。

10月3日頃まで秋晴れ 4日以降は秋雨前線が南下

画像B

10月3日(月)頃までは晴れる所が多いでしょう。ただ、秋晴れは続かず、10月4日(火)以降は秋雨前線が次第に南下する予想です。10月5日(水)頃にかけては北海道や東北で、10月6日(木)以降は本州付近で広く雨が降るでしょう。

最高気温は10月5日(水)頃までは平年並みか高い日が多く、関東から西では日中は半袖が活躍する日が多くなりそうです。10月6日(木)以降は北から次第に冷たい空気が流れ込み、最高気温は平年を下回る所が多くなるでしょう。日中も北海道や東北は厚手の上着が必要に、関東から九州も羽織るものがあると良さそうです。秋支度を進めておくと良いでしょう。

2週間天気 3連休明けはまた「熱帯低気圧」の動向に注意 次の週末は秋晴れ