大東建託(東京都港区)が、居住満足度調査をもとに集計した「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2022<甲信越版>」を発表しました。

トップ10内の7自治体が「長野県

 同ランキングは2019年から2022年にかけ、甲信越新潟県山梨県長野県)に居住する20歳以上の男女を対象に、インターネットで実施。「非常に幸福だと思う」場合を10点、「非常に不幸だと思う」場合を1点とする10段階の回答平均を100点満点にするために10倍したものを幸福度の評点とし、合計2万2153人から得た有効回答をもとに、「街の幸福度」が高い自治体を集計したものです。なお、対象となるのは「回答者が50人以上の自治体」です。

 3位は「山梨県北杜市」。評点は68.2点でした。県の北西部に位置する同市は“名水の里”として知られており、フルーツや野菜といったさまざまな農作物が作られている自然豊かな街。首都圏中京圏からの交通アクセスもよく、利便性の高さも魅力です。「街に誇りがある」ランキングでは8位となっています。

 2位には「長野県駒ヶ根市」がランクイン。評点は68.4点でした。同市は県の南部に位置し、西に中央アルプス(木曽山脈)、東に南アルプス(赤石山脈)を望める街です。2021年の3位からランクアップしています。

 そして、1位に選ばれたのは山梨県南都留郡富士河口湖町」で、評点は68.8点でした。県の南部、富士山の麓に位置する同町の魅力は、富士山と湖の美しい景色。観光客も多く、買い物施設も充実しています。2021年の2位からランクアップし、トップとなりました。

 なお、今回のトップ10のうち7自治体が長野県で、そのうち4自治体は郡部に位置する「町」や「村」が選ばれる結果となっています。

オトナンサー編集部

甲信越の「幸福度」1位の自治体は?