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台風15号の影響で、記録的な大雨となった静岡県。連休明け、26日(月)は晴れますが、27日(火)~30日(金)は曇りや雨に。まだ、地盤が緩んでいる所が多いため、今後は少しの雨でも新たな土砂災害などに注意が必要です。

週の中頃 雨脚強まる所も

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台風15号の爪痕が大きく残っている中、連休最終日のきょう25日(日)、静岡県内は晴れて、最高気温は30℃近くまで上がった所が多くなりました。15時までの最高気温は、三島市30.0℃、静岡市29.3℃、浜松市28.6℃など、30℃近くまで上がった所が多くなりました。

連休明けのあす26日(月)は、日中は大体晴れて、最高気温は三島市で30℃、静岡市浜松市で28℃まで上がる見込みです。きょう25日(日)より湿度が少し高くなるため、蒸し暑くなりそうです。復旧作業は、こまめに休憩・水分をとるようにしましょう。

あさって27日(火)は雲が多くなり、所々で雨。28日(水)~30日(金)は雨で、29日(木)を中心に雨脚の強まる所がありそうです。

少しの雨でも土砂災害に注意

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台風15号の影響で、静岡県ではたった半日で、9月1か月分の雨量の約1.5倍の雨が降った所もあります。記録的な大雨により、まだ地面にはたっぷりの水分が含まれており、土砂災害が起こりやすくなっている所があります。

今後は、少しの雨でも新たな土砂災害に注意が必要。家の裏山などには、むやみに近づかないようにしましょう。

土砂災害の前兆

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土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

静岡 連休明けは晴れて真夏日 火曜~金曜は曇りや雨 少しの雨でも土砂災害など注意