インドで今月19日、生後8か月の男児が爪切りを誤飲する事故が発生した。爪切りは長さが約5センチと乳児にとってはかなりの大きさで、一歩間違えば窒息の危険もあったという。『Times of India』などが伝えた。

マハラシュトラ州ナシク地区に住む生後8か月の男児が19日午後4時半頃、両親が目を離した隙に長さ約5センチ爪切りを飲み込んだ。それまで静かに遊んでいた男児はその直後にもの凄い勢いで泣き始め、異常に気付いた両親は息子を連れて地元の公立病院に駆け込んだ。

男児は呼吸ができており、そのまま耳鼻咽喉科の専門医が勤務するナシク地区アドガオン(Adgaon)の病院「バサントラオ・パワーメディカル・カレッジ(Dr. Vasantrao Pawar Medical College)」に搬送されるとレントゲン検査が行われた。すでに誤飲から2時間が経過しており、検査したところ爪切りは喉から15センチ入った気道に引っかかっていることが判明した。

爪切りは男児の気道を塞ぐのに十分な大きさで、シャシカント・アニル・ポル医師(Dr. Shashikant Anil Pol)は麻酔科医と研修医2人とチームを組んですぐに摘出手術を行い、約30分かけて爪切りを取り出した。

ポル医師は「手術前の男児は泣きっぱなしで、爪切りが危険な位置にあるため迅速な処置が必要だった。ただなかなか掴むことができず、一時は掴み損ねてさらに奥へと入り込んでしまった。コインやペンのキャップを誤飲して病院を訪れる患者は後を絶たないが、爪切りは初めてのケースだった」と当時を振り返り、「手術は成功し、男児は翌日には食事ができるほど回復した」と安堵した様子で語った。

なお今回のケースは非常に幸運だったが、過去にはボタン電池を誤飲した1歳5か月の女児が死亡していた。家族はすぐに誤飲に気付かず、病院でボタン電池を摘出した時には食道に穴が開いていたという。

画像は『Metro 2022年9月24日付「Baby accidentally swallows nail clipper and has to have surgery to remove it」(Picture: SWNS)』『The Mirror 2022年9月23日付「Baby has NAIL CLIPPER surgically removed from throat after swallowing it by mistake」(Image: Newslions / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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