ブレイブルーギルティギアといった作品の開発に携わったことで知られるゲームクリエイターの森利道氏は9月25日(日)、自身のTwitterアカウントにてアークシステムワークスを退職したことを報告した。

 森利道氏はピックパックにてギルティギア X』の開発に携わったことがきっかけとなり、アークシステムワークスに入社。多数の格闘ゲームの開発を経て、2008年にはプロデューサー、キャラクターデザイン、シナリオなどを自身で担った『ブレイブルー』アーケード版の稼働が開始された。

 その後『ブレイブルー』はアーケードや家庭用ゲーム機などにおいてシリーズとして展開しており、ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナRWBYなどとコラボレーションしたブレイブルー クロスタッグバトル』も2018年に発売されている。

 2013年にはアニメ版にあたるBLAZBLUE ALTER MEMORYも放送されるなど、アークシステムワークスの代表作のひとつとして高い人気を獲得してきた。

森利道氏がアークシステムワークスを退職1
(画像はニンテンドーeショップ『ブレイブルー クロスタッグバトル』販売ページより)

 近年ではアークシステムワークスの取締役も務めてきた森利道氏は、今回公開されたコメントの中でアークシステムワークスに入社してから約20年間の多くの経験は、私の人生の宝です」と振り返る。

 あわせて、ユーザーや関係者への感謝の言葉とともに『ブレイブルー』シリーズファンに向けては、自身の退社により不安を生んでしまうことへの謝罪もしたためられている。

 今後についてはアークシステムワークスこそ離れるものの「何かしらの形でユーザーの皆様にゲームをお届け出来れば」と、ゲーム開発の世界に留まる意思を表明した。記事執筆時点では細かなプランなどについては言及されておらず、この先の情報発信にも注目していきたいところだ。

森利道氏のTwitterアカウントはこちら
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