連休明けの出社は憂鬱で仕方がないが、どうにか自身を奮い立たせて業務に励むのが社会人の定め。しかし、とある企業ではそんな人々の奮起をいとも容易くへし折る「とんでもない光景」が目撃されており…。
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■朝イチの会社で遭遇したくない…
今回注目したいのは、株式会社いわさき社内で撮影された「とんでもない写真」である。
デスクの上にはキーボードにシャープペン、電卓、メモ用紙…といった具合に事務作業の必須アイテムが勢揃いしていたのだが、キーボードの上にはなぜか「カレーライスをすくったスプーン」という異質すぎる存在が置かれているのだ。
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■スプーン全体をよく見ると…
デスクワーカーにとってPCのキーボードは「侍にとっての刀」のような存在であり、隙間にスナック菓子の食べカスが挟まるだけでも相当なストレス。それが「カレーのルー」ともなれば、神経質な人が目にすれば、卒倒してしまうことだろう。
しかもスプーンの数は1つでなく、6つのスプーンがズラリと並んでいることから「昼休憩の際にうっかり落とした」のでなく、明確に「キーボードをカレーまみれにしてやる」というドス黒い邪悪な意志の元で施行されたことが伺える。個人的には「全スプーンに福神漬けを搭載」している事実に芸術点を加えたい。
しかし、じつはこちらの会社には「キーボードがカレーまみれになってしまう」など、昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない「ある事情」が隠れていたのだ…。
■過去にも「とんでもないモノ」がぶち撒けられ…
⭐️⭐️⭐️おいしさのアート展⭐️⭐️⭐️
一般WEB投票の発表です‼️
総投票数、なんと35,706票‼️
たくさんのご投票&コメントありがとうございました!!
それではどうぞご覧ください。
RTもよろしくお願いします😄#食品サンプル #おいしさのアート展 #いわさきグループ90th https://t.co/tXUFpknI0y— 株式会社いわさき_食品サンプル (@IWASAKI_SAMPLE) September 16, 2022
「いわさき」の名前を聞いて即座にピンときた人も多いかと思うが、同社は食品サンプル業界で確かな実績を持つ企業。即ち、件のスプーンは食品サンプルだったのだ。
大阪のいわさき、東京のイワサキ・ビーアイ、岐阜の岩崎模型製造株式会社の「いわさきグループ」3社が合同となり、創業90周年記念のイベント「おいしさのアート展2022」が開催されたのはつい先日のこと。
その際は「本物にしか見えない生卵」のクオリティが、非常に大きな話題を呼んでいたのだ。なお、同社では「クオリティの高いサンプルはとりあえず会社の備品に乗せる」文化があるようで、こちらのリアルすぎる生卵もノートPC、オフィスの床、会議室の椅子など様々なフィールドで活躍(?)していた。
その大きなインパクトもあってか、同イベントのWEB投票では件の生卵、その名も「生々しい生卵」が見事グランプリに輝いたのだ。
同作品に対しては商品化を望む声も多数寄せられおり、今後の展望について、いわさき担当者は「『生々しい生卵』はシンプルに見えてベテラン職人による一点入魂の作品のため価格が付けられないものだったのですが、あまりにも反響と商品化のリクエストの声が多かったので、商品化も今後検討したいと思っています」ともコメントしている。
なお、準グランプリには「毛蟹のチャーハン」、3位には「ピザの斜塔」といった力作が名を連ねており、いずれもその高いクオリティに目を奪われてしまう…。
■それにしてもこの会社、ノリノリである
なお、件のWEB投票に関する取材を実施した際、いわさき担当者に「食品サンプルのいたずら写真」を希望したところ、前出の「キーボード上のカレー」を筆頭に、デスクワーカーにとっての悪夢のような写真が大量に送られてきたのだった。
それにしても「ガチの食べ物」が混じっていたとしても、見分けがつかないレベルの高クオリティである…。
恐らく同社の社員たちは、食品サンプルを起用した数々のイタズラによって、不測のトラブルに遭遇した際も動じない「鋼のメンタル」が養われているのではないだろうか。
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