一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームは、世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する国際的なアートイベント「アートウィーク東京(AWT)」を、2022年11月3日(木)~6日(日)の4日間にわたって開催します。

東京の現代アートを牽引する美術館やギャラリーなど都内各地に広がる50以上のアートスペースを結びつけるアートウィーク東京では、6つのルートを巡回するAWT BUSの運行、様々なサービスや機能を搭載した無料の公式アプリAWT PASS、日本の現代アートの美術史的文脈やエコシステムに焦点をあてたオンライントークシリーズなど、多角的なアプローチを通じて、東京の「いま」をアートで感じる特別な4日間を体験できます。
(公式URL:https://www.artweektokyo.com/
  • 俳優の鈴木京香さんがアンバサダーに就任
国内外の様々な展覧会やアートフェアに足を運び、自身でも美術作品をコレクションするなど、熱心なアートファンとして知られる俳優の鈴木京香さんが、アートウィーク東京のアンバサダーを務めます。
AWT アンバサダー 鈴木京香
AWT アンバサダー 鈴木京香さん コメント
海外のアートイベントに出掛けると、ギャラリー巡りの先々で大人達が作品の感想を楽しげに話してる姿を見かけ、素敵だなと感じます。私たちの街東京が、アートを介して益々華やかに活気付いて行きますよう、微力ながらお手伝いをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
AWT アンバサダー 鈴木京香

鈴木京香(すずき きょうか)プロフィール
俳優。1989年に映画『愛と平成の色男』でデビュー。以降、映画、テレビドラマ、舞台で数多くの作品に出演し、幅広い役柄を演じている。映画の主な出演作に、『ラヂオの時間』『39 刑法第三十九条』『血と骨』『沈まぬ太陽』など。第28回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞をはじめ受賞歴も多数。現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、後白河法皇の寵姫・丹後局役で出演。11月から12月にかけて福岡、京都、東京で上演される三谷幸喜作・演出の舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」にも出演予定。 アートウィーク東京を楽しむために欠かせない無料の公式アプリAWT PASS。乗車時に提示することで、6つのルートで50以上の美術館やギャラリー、展示会場を繋ぐAWT BUSが何度でも利用可能になるだけでなく、参加施設やバス停の位置を確認できるマップのカスタマイズやバスのリアルタイム位置情報を活用することで、より快適なアートスペース巡りを楽しむことができます。
さらに、参加美術館の入場料割引サービス、4日間の会期限定でオープンするAWT BARへの入場、オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーへの参加、展覧会情報を含む会期中の様々なイベントチェックなど、アートウィーク東京を満喫できる機能が満載です。
「AWT PASS」アプリ画面
AWT PASSの6つの機能
1.6つのルートでAWT参加施設を繋ぐAWT BUSを利用する(無料)
2. AWT参加美術館で、入場料割引等の特典を受ける
3. 建築家・萬代基介が設計したAWT会期限定のAWT BARに入場する
4. AWT参加施設、バスルート、バス停の表示とカスタマイズ、AWT BUSリアルタイム位置情報の確認をする
5. AWT参加施設の展覧会情報やAWT会期中のイベント情報を調べる
6. 菊地敦己デザインのオリジナルトートバッグがもらえるスタンプラリーに参加する

AWT PASSの入手方法
9月26日(月)よりApp StoreとGoogle Playにて無料でダウンロード可能。
※AWT PASSの提示による参加美術館での割引一覧は、ウェブサイトおよびアプリでご確認ください。
※AWT BUSのご利用には、AWT PASSの提示が必須です。
※アプリを取得できない方はinfo@artweektokyo.comまでお問い合わせください。
  • 会期限定オープンの「AWT BAR」でアーティストとのコラボレーションによるオリジナルカクテルを提供
気鋭の建築家、萬代基介が設計するAWT会期限定で南青山にオープンするAWT BARでは、アーティストとのコラボレーションによるオリジナルカクテルを販売します。本企画参加アーティストは、安瀬英雄(KANA KAWANISHI GALLERY)、川内倫子(東京オペラシティ アートギャラリー)、田村友一郎(KOTARO NUKAGA)、ミヤギフトシ資生堂ギャラリー)の4名。それぞれのアーティストの作品や言葉からインスピレーションを受けた色彩と味覚のカクテルで特別な体験をお楽しみください。
※4名のアーティストの作品は上記()内の美術館やギャラリーで鑑賞できます。
川内倫子デザインカクテル「M/E」

丸いグラスには、淡いブルーの液体に氷の塊が浮かんでいる。
それはアイスランドで見た氷河が溶けていく姿のようであり、俯瞰してみると
宇宙から眺めている視線のようで、自分が巨人になった気がしてくる。

口に運ぶと、ふわりとした果実の甘みを感じる液体が身体を通過していく。かつて休火山の内部に入ったときに感じた、地球に包まれる感覚を思い出す。

地球の磁力と同じかたちをしたドライアップルを齧りながら、この星との繋がりに思いを巡らす。

川内倫子(かわうち りんこ) プロフィール
写真家。1972年滋賀県生まれ。2002年『うたたね』『花火』(リトルモア刊) の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。主な個展に「川が私を受け入れてくれた」(熊本市現代美術館、2016年)、「照度 あめつち 影を見る」(東京都写真美術館、2012年)など。2013年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
東京オペラシティ アートギャラリーで個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催予定。
安瀬英雄(あんぜ ひでお) プロフィール
アーティスト。東京都生まれ。2016年、自身初となる作品集『RED 2014 365』(TRADEMARK PUBLISHING、ドイツ)を刊行。主な個展に「Synchronicity」(KANA KAWANISHI GALLERY、東京、2019年)。主な作品収蔵先に大英博物館やサンダース・コレクション(ハーレムオランダ)がある。KANA KAWANISHI GALLERYで個展「Photogenic Drawing」を開催予定。

田村友一郎(たむら ゆういちろう) プロフィール
アーティスト。1977年富山県生まれ、京都府在住。主な個展に「Milky Mountain / 裏返りの山」(Govett-Brewster Art Gallery、ニュージーランド、2019年)、「叫び声 / Hell Scream」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2018年)、グループ展に「アジア・アート・ビエンナーレ」(国立台湾美術館、台中、2019)、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館、東京、2019)、釜山ビエンナーレ(釜山現代美術館、韓国、2018)などがある。KOTARO NUKAGAで個展「N」を開催中。

ミヤギフトシ(みやぎ ふとし) プロフィール
アーティスト。1981年沖縄県生まれ、東京都在住。主な個展に「In Order of Appearance」(miyagiya ON THE CORNER、沖縄、2021年)、「How Many Nights」(ギャラリー小柳、東京、2017年)、グループ展に「ぎこちない会話への対応策―第三波フェミニズムの視点で」(金沢21世紀美術館、石川、2021年)などがある。著作に小説集『ディスタント』(2019年、河出書房新社)。資生堂ギャラリーのグループ展「第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界」に出品中。

萬代基介(まんだい もとすけ) プロフィール
建築家。2012年萬代基介建築設計事務所設立。主な受賞にDSA空間デザイン大賞、JCDデザインアワード金賞、藤井厚二賞など。主な作品に「おしか番屋」(2016)「石巻の東屋」(2021)「椎葉邸」(2022)など。
  • バスルートを辿るスタンプラリーで菊地敦己デザインの「AWT」オリジナルトートバッグを手に入れよう
公式アプリAWT PASSに搭載されたスタンプラリー機能を使って、A~Fのいずれかのバスルートでスタンプをすべて集めるたびに、AWTアートディレクターの菊地敦己デザインオリジナルトートバッグ(全6色)を1点ずつプレゼントします。
※プレゼントのお渡しは、インフォメーションセンターにて会期中のみに限ります。
※オリジナルトートバッグはECサイト(https://artweektokyo.theshop.jp/)で販売予定。(販売期間:会期前から会期終了後を予定)
菊地敦己(きくち あつき) プロフィールアートディレクター/グラフィックデザイナー。主な仕事に青森県美術館、横浜トリエンナーレでのサイン計画、ミナ ペルホネン、サリー・スコットのアートディレクション、『旬がまるごと』や『装苑』などのエディトリアルデザインほか。主な受賞に亀倉雄策賞、講談社出版文化賞、日本パッケージデザイン大賞、原弘賞など。アートウィーク東京ではアートディレクターとして、ロゴやウェブサイト、専用アプリ、オリジナルトートバッグなど、総合的にデザインを担当する。
  • 世界有数の国際芸術祭ドクメンタの芸術監督を務めたアダム・シムジック選定によるビデオプログラム
世界有数の国際芸術祭ドクメンタで芸術監督を務めた経験を持つポーランド出身のキュレーター、アダム・シムジックが厳選したビデオプログラムを三井住友銀行東館1階のアース・ガーデンで上映します。AWT参加ギャラリーに所属するアーティストによる映像作品で構成されるプログラムの詳細は後日発表予定。

ビデオプログラム
上映会期:11月2日(水)~6日(日)10:00~18:00
会場:三井住友銀行東館1階アース・ガーデン(AWT BUSバス停:C4)(住所:千代田区丸の内1-3-2)
キュレーター:アダム・シムジック
アーティスト:AWT参加ギャラリーの所属作家より
アダム・シムジック プロフィールキュレーター。1970年ポーランド生まれ、チューリッヒ在住。2017年にドイツ、カッセルで5年に一度開催される国際芸術祭ドクメンタ14の芸術監督を務める。ワルシャワのフォクサルギャラリー・ファウンデーションを共同設立者兼キュレーター、クンストハレ・バーゼルのディレクターなどを歴任し、数々の展覧会のキュレーションを手がける。2011年には現代アートに貢献したキュレーターに与えられるウォルターホップス賞を受賞している。
  • AWT Partnerに、 SMBC Private WealthやThe Okura Tokyoなどが参加
AWTに、 SMBCグループとThe Okura Tokyoがオフィシャルパートナーズ、ルイナールとOnがサポーティングパートナーズとして参加します。SMBCグループは、プライベートバンキングのブランド「SMBC Private Wealth」で「SMBC ART HQ」を立ち上げるなど、アートのエコシステムの一部として存在感を増しており、三井住友銀行東館をビデオプログラムのための特設会場として提供します。2019年に建築家の谷口吉生がデザインと設計を手がけ、日本の伝統的な美意識を未来へと受け継ぐ新生The Okura Tokyoは、バーラウンジ「スターライト」でオリジナルカクテルを提供します。そのほか、世界中の数々のアートイベントとのパートナーシップの実績を誇り、“シャンパーニュの宝石”と謳われる世界最古のシャンパーニュ・メゾン ルイナールや、スイスデザインとテクノロジーの融合した美しい製品で知られるスポーツブランドのOnがAWT会期中に独自のプログラムを開催します。

The Okura Tokyo (オークラ東京)
オリジナルカクテルFusion~紡がれしオークラの軌跡~」
期間:2022年10月31日(月)~11月6日(日)※7日間限定
場所:オークラ プレステージタワー41階 バーラウンジ スターライト(住所:港区虎ノ門2-10-4
  • アートウィーク東京 共同創設者 白井一成(しらい かずなり)のコメント
Photo by Masayuki Shioda
この不確実な時代において、何にも増して重要なのは、異なる価値観、経験、文化への理解を育むアートの存在です。地政学的な要衝に位置する日本は、世界情勢を見据えながら、平和を希求し、信頼を形成していく特別な立場にあります。第二次世界大戦後の「国際文化会館」の創立や、1990年代以降に「国際交流基金アセアン文化センター」が果たした画期的な活動が示すように、戦後日本は、官民が協力して、アジア太平洋地域をはじめ国際的に共有すべき文化資源のネットワークを構築する交流事業に貢献してきました。
そのレガシーを受け継ぐ「アートウィーク東京」は、世界有数の大都市である東京の魅力を最大限に活かし、国内外各地から訪れる人々に、現代アートはもちろん、建築、工芸、デザイン、ファッション、食文化などを通して、総合的な体験を提供します。

日本文化は、昔からその土地土地に根づく感性と海の向こうから来る影響とのダイナミックな出会いを通じて形づくられてきました。多様性を積極的に受け入れるその精神は、現代の日本における文化的イノベーションを特徴づけるものであり、アートウィーク東京が、アジア、そして世界のアート界の交流の場に発展するために必要不可欠なものです。

白井一成(しらい かずなり) プロフィール
アートウィーク東京 共同創設者/アートコレクター。シークエッジグループCEO、実業之日本社社主を務め、2021年には言論と研究のためのオンラインプラットフォーム「実業之日本フォーラム」(JNF)を設立。同年にアートウィーク東京を立ち上げる。社会福祉法人善光会創設者。

「アートウィーク東京」概要

日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介 [ダイアグラム が含まれている画像 自動的に生成された説明] する年に一度のアートイベント。東京の現代アートを支える場所や人物を国内外のより多くの人々に紹介し、日本のアートの国際的な認知度を高め、日本と海外のアートシーンの交流を促し、日本における現代アートの健全で活発なエコシステムを構築し、地域の特性と国際的な活動の連携を促進することを目的に、世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、文化庁の助成の下、一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームが主催する。
アートウィーク東京モビールプロジェクトは、文化庁の助成を受け、東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会が主催。都内各地に広がる主要なアートスペースを繋ぐAWT BUSの運行を企画・実施する。実行委員は、片岡真実(森美術館館長)、小松弥生(東京国立近代美術館館長)、塩見有子(NPO法人アーツイニシアティトウキョウ[AIT]理事長)、蜷川敦子(アートウィーク東京ディレクター/一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム代表理事)、茂木直恵(東京都現代美術館副館長)。


〇名称 : アートウィーク東京 (英:Art Week Tokyo)
〇会期 : 2022年11月3日(木・祝)~11月6日(日)  (4日間)
〇会場 : 都内51箇所の美術館/インスティテューションとギャラリー、AWT BAR、ビデオプログラムスペース等(会場とバスルート一覧は別添参考資料に記載)
〇主催 : 一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
〇提携 : Art Basel(アートバーゼル)
〇パートナー企業 : SMBC Private Wealth/The Okura Tokyo/ルイナール/On
〇参加美術館等 : 10軒 ※ワタリウム美術館は日程の都合により参加見送り
〇参加ギャラリー : 41軒


〇名称 : アートウィーク東京モビールプロジェクト
〇主催 : 東京都/アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会
〇助成 : 文化庁

オフィシャルパートナー
SMBC Private Wealth
The Okura Tokyo

サポーティングパートナー]
ルイナール
On

《 「アートバーゼル」概要 》
世界最高の規模と質を誇る近現代美術のアートフェア「アートバーゼル」。毎年、拠点となるスイスのバーゼルをはじめ、香港、マイアミビーチ(アメリカ)で開かれるアートフェアには、世界各地から大勢のアートファンや専門家が集まり、2022年にはパリでの開催も発表されている。国際的なアートイベントにおける高度な専門知識や経験を有するアートバーゼルは、アートウィーク東京がめざす現代アートの健全で活発なエコシステムの構築や、国際的なネットワークにおける東京の地位を確立するために欠かせない存在。(https://www.artbasel.com/
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配信元企業:一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

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