[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]

 スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。

個人的に、結果出る時と出ない時はどうしてもあると思っています。

その中で、意味ある結果を求めたいのがアスリートの宿命なのかなと思います。

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そこで、意味ある結果を残したいのに、「たまたま残した結果」があります。

このたまたまをどう捉えるかで選手の自信に有無に気付けます。

「たまたま」とは偶然だったり、ラッキーを示唆する言葉です。

それ自体、本当にラッキーもあると思うし運がないよりはあった方がいいと思います。

しかし、結果が出た際に謙遜し過ぎるケースもあるのがスポーツの世界だと思います。

だから、結果を出すと謙遜がセットにやってくる人がいます。

捉え方によっては謙虚であったり控えめな印象を持たれますが場合によっては自信が無いと見えてしまう人がいます。

正解はないのですが、自信のバランスが偏り過ぎていたら気を付けておく必要があると思います。

なぜならば、自分で自分を自信が無いやつだと思い込もうとし過ぎる前兆だからです。

思い込もうとする事で得られるメリットがあればデメリットもあります。

この両者のメリットデメリットを見極めた上で、振る舞い方や言動を変えていく必要があります。

そんな高度な方法をいきなり出来ない方も当然いると思います。

そこで参考にしたいのが、瞑想やマインドフルネスです。

これらの方法をしっかりと会得するとメタ認知と呼ばれる俯瞰する能力が手に入りまさ。

この俯瞰する能力は物事の判断をする上で非常にポイントになります。

その状態が続くことで、ゾーンに入れるわけです。

今回は「たまたま」という発言から自信の有無を見極める話をしました。

ぜひ、ご自身の無意識に発される言葉に意識を傾けてみてください。

それでも気付きにくいなと思ったら体験コーチングやセミナーを受けてみてください。

ブログやコラムでは、中高生でもわかるような言葉や例えでお伝えしております。

当記事が少しでも皆さんのスポーツライフにお役に立てたら幸いです。

[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

1983年イギリス生まれの東京育ち。7歳から野球を始め、高校は強豪校にスポーツ推薦で入学するも、結果を出せず挫折。大学卒業後の社会人生活では、多忙から心と体のバランスを崩し、休職を経験。
こうした生い立ちをもとに、脳と心の仕組みを学び、勝負所で力を発揮させるメソッド、スポーツメンタルコーチングを提唱。
プロアマ・有名無名を問わず、多くの競技のスポーツ選手のパフォーマンスを劇的にアップさせている。世界チャンピオン9名、全日本チャンピオン13名、ドラフト指名4名など実績多数。
アスリート以外にも、スポーツをがんばる子どもを持つ親御さんや指導者、先生を対象にした『1人で頑張る方を支えるオンラインコミュニティ・Space』を主催、運営。
『弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉』『モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術』など著書8冊累計10万部。

「たまたま出た結果」をスポーツメンタルコーチはどう捉えるか?