ニコニコ動画に趣向を凝らした少しばかり特異な動画を多く投稿するマサさんが、新たな実況プレイ動画を投稿した。

 マサさんと言えば、ユーモアあふれる縛りプレイなどを多く投稿しており、ここ数年は『ポケットモンスター』で行われた縛りプレイなどが有名。

 ヒマナッツが瀕死になったらヒマワリを栽培する動画や、羊毛フェルトを自作したポケモンのみを使ってゲームクリアを目指した動画を、ランキングなどで見かけたという方も多いだろう。

 今回紹介するのは、そんなマサさんが新たに投稿した『ポケットモンスター エメラルド』の縛りプレイ動画。『【実況】ジグザグマが“ものひろい“した分『現実でゴミ拾い』する縛り(Part①)』だ。

 ジグザグマ6匹でゲームクリアを目指しながら、「ものひろい」をジグザグマが発動させた分だけ、現実でゴミ拾いを行うという特殊すぎる縛りプレイの様子をご紹介する。

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ジグザグマが“ものひろい”でアイテムを拾ってきた分だけ現実でゴミ拾い

 これまでさまざまなポケモンでの縛りプレイに挑戦してきたマサさんが、今回挑戦するのはポケモンとゴミ拾いを組み合わせた縛りプレイ。まずは基本的なルールを確認しよう。

 本シリーズの最も基本となる縛りはジグザグマ6匹だけでの『ポケットモンスター エメラルド』攻略。マサさんは別ROMで集めたジグザグマを引き連れ、殿堂入りを目指す。

 注目なのは使用する6匹のジグザグマの“とくせい”が「ものひろい」であるということ。

 「ものひろい」は“バトルの終了後に10%でアイテムなどを拾ってくる”というもので、本作では「キズぐすり」や「スーパーボール」のような基本的なアイテムから「じしん」のわざマシンまで、レベル帯によってさまざまなアイテムを回収する可能性がある便利な特性だ。

 今回の縛りプレイでは、この「ものひろい」で持ち帰ってくるアイテム毎に回収するゴミの量を設定し、各パート毎にジグザグマが持ち帰ったアイテム分のゴミ拾いを次回収録までに行うという。

 さて、気になるアイテム毎に設定されたゴミの量は下記の通り。

 最も低いレベル帯で獲得できる「キズぐすり」などは5Lに設定されており、高レベルに進むと10Lをベースに20Lのアイテムが登場し、ゲーム後半ほどゴミ回収の量が増えていく仕組みだ。

 また、「きんのたま」など1%の確率で回収できるレアなアイテムは45Lが設定されており、後半で回収する可能性が生まれる「たべのこし」と「わざマシン26(じしん)」は生ごみと軽トラ1台分のゴミ拾いという特別仕様となっている。

 さらに、全滅した場合にはその収録の披露ゴミの量に60Lを追加するということで、後半に行くほどゴミ拾いの量がとんでもないことになりそうな予感だ。

初回から砂浜で大量のゴミ拾い、ウィンドサーフィンのセイルなど160Lを回収

 ジグザグマの「ものひろい」と現実でのゴミ拾いを組み合わせた本シリーズ。記念すべき初回ではレベル2のジグザグマを6匹連れ、コトキタウンからカナズミシティまでのプレイを収録。

 開始時点では「拾ってくる確率は10%、大したことないはず」と甘めの見積もりを見せていたマサさんだが、Part1でジグザグマたちがどれだけのアイテムを拾ってきたのか確認してみよう。

 ジグザグマが初めて「ものひろい」を発動させたのは動画時間2分50秒ほど、トウカの森を目前に出会ったおじょうさまのレイカとの戦闘。

 全体で6回目となるこの戦闘まで、想定通りアイテムを回収せずにいたジグザグマたちだが、レイカとの戦闘後に手持ちを確認してみると戦闘に出ていた「とんぐ」と2番手に控えていた「ティア」に“もちものマーク”。

 2匹はそれぞれ、むしよけスプレースーパーボールを持ち帰り、どちらもゴミの量は小であるものの合わせて10Lのゴミ回収が確定した。

 さて、初めての「ものひろい」でも都合よく確認できたが、「ものひろい」は複数のジグザグマで同時に発動する。

 この特性の発動条件はバトルの終了であり、バトルへ参加していないジグザグマも拾ってくるどころか、ひん死であっても関係なしにアイテムを拾うようだ。

 初回プレイでは後もトウカの森で「とんぐ」が3連続「ものひろい」を発動させるなど、順調にノルマを増やすプレイを収録。最終的なゴミ拾い量が135Lに達した時点で収録を終了している。

真冬の海岸でゴミ拾い。135Lの予定が160Lを回収

 次回収録のため、135Lのゴミを拾わなくてはならないマサさんが、今回訪れたのは神奈川県にある海岸。

▲第1回、第2回の収録時期は2020年12月のため長袖。第3回は2022年9月に収録。

 海岸には漂着物や投棄されたゴミなど、それなりにゴミが落ちていそうなものだが、幸か不幸か訪れたエリアは綺麗であまりごみが見当たらない様子。

 マサさんは実況パートの収録時に、「ゴミが落ちていなかったら嫌だなぁ」と不安を漏らしていたが、それが現地実になった形だ。

 ゴミが落ちていないことは良いことだが、Part1の収録時期は真冬の12月ということで、ゴミ拾いという点では夏場のほうが時期が良かったのかもしれない。

 とはいえ、それなりにゴミは落ちているようで、5kmも海岸を歩きながら小さなプラごみや発泡スチロール、錆錆の網などを回収しながら清掃活動を続けていると……。ついに大型のごみに遭遇。

 動画内ではハンググライダーの翼ではないかと言われているこの大型のゴミは、視聴者によれば恐らくウインドサーフィンのセイルの可能性もあるという。

 何にせよ、この大型のゴミを拾ったことでノルマを達成。そのほか細々としたものも合わせて160Lのゴミ拾いとなった。


 ジグザグマの「ものひろい」が発動しまくり、初回から135Lのゴミ拾いノルマとなった本シリーズ。ゲーム実況を行いながら清掃活動も行う本シリーズをぜひチェックしてみてほしい。

文/富士脇 水面

【実況】ジグザグマが“ものひろい“した分『現実でゴミ拾い』する縛り(Part①)

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