9月も気付けば残りわずか。とはいえ、時間帯によっては夏を思わせる暑さや日差しが感じられ、「秋本番」を迎えるには今しばらく時間がかかりそうだ。
なお「日差し」といえば、とあるキャラクターの弱点が「日光」であると判明し、大きな話題となっていたのをご存知だろうか。
■「白を基調としたポスター」と思いきや…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・犬犬工作所さんが投稿した1件のツイート。
投稿本文には「大阪万博のいのちのかがやき君、日光を浴びて消滅してしまうところがますます妖怪っぽい」と意味深な1文が綴られており、添えられた写真を見ると、そこには白を基調としたデザインのポスターが数枚確認できる。
…と思いきや、じつはこちらは「2025」という数字や「いのち輝く未来社会のデザイン」といったテーマが記されているように、2025年開催予定の「大阪・関西万博」のポスターで、本来であればロゴマークである、通称「いのちの輝きくん」のイラストが大きく描かれていたはずなのだが…。
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■やはり日光に弱かった?
12日、2025日本国際博覧会協会の十倉雅和会長(経団連会長)ら協会幹部と面会しました。
十倉会長は万博誘致の段階から尽力され、経済界の代表たる経団連会長として民間資金の確保など大変ご苦労をいただいてきました。改めて厚く御礼を申し上げました。 pic.twitter.com/p4LDuQbwma— 岡田直樹(おかだなおき)参議院議員 (@okada3769) September 13, 2022
改めてポスターをよく見ると、マークの「瞳」に当たる青い円ははっきり残っているのだが、頭部に当たる「赤い部分」は、目を凝らさなければ分からないほど薄くなっていることが分かる。
そう、こちらのポスターに描かれたいのちの輝きくんは、犬犬工作所さんがツイート本文に綴っていた通り「日光に当たって退色してしまった」可能性が高いのだ。
ポスターが日差しのせいで色褪せてしまう、だけであれば特筆すべきことでもないのだが、いのちの輝きくん、および派生キャラクターの「ミャクミャク」は発表当初よりその奇抜なデザインが大きな話題を呼び、ネット上ではその妖怪のような外見から、畏敬の念を込めて「ミャクミャク様」の呼び名で親しまれている。
#大阪・関西万博 公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」に決定しました🎊
世界中から愛され、親しみを持たれるキャラクターに育てていきます🌈
みなさん、よろしくお願いいたします‼️#ミャクミャク#EXPO2025 pic.twitter.com/2J8hMT5N5p— Expo2025 大阪・関西万博 (@expo2025_japan) July 18, 2022
古来より「妖怪は太陽の光に弱い」というのが通説であるため、今回いのちの輝きくんのイラストが日光によって退色してしまった様子を受け、ツイッター上では「やはり妖怪だったのか…」といった納得の声のほか、「封印が解けて逃げ出した感があって怖い」などの意見が上がっていた。
なお、そうした「妖怪」要素を除いても、こちらのポスターには退色しやすい原因があったようで…。
■「妖怪だから」以外にも有力な説が…
大阪万博のいのちのかがやき君、日光を浴びて消滅してしまうところがますます妖怪っぽい。 pic.twitter.com/tlepvEsBvg
— 犬犬工作所 (@dogdogfactory) August 28, 2022
ツイート投稿主・犬犬工作所さんはこちらの光景を、大阪府大阪市にある「アジア太平洋トレードセンター」にて目撃したそう。衝撃的な光景は多くのツイッタユーザーのハートを鷲掴みにしたようで、件のツイートは1.6万件以上ものRTを記録している。
なお、いのちの輝きくんが日光で消え去ってしまった理由は「日差しに弱い妖怪だったから」という説も有力だが、紫外線が大きく関係している説も捨てきれない。
と言うのも、太陽光に含まれる紫外線にはインクの色材を変化させる作用があり、中でも「赤」は紫外線の影響を受けやすい色。一方で「青」は影響が少ないため、件のポスターのように「瞳の青い部分」のみが残ってしまったとも考えられるのだ。
■「ミャクミャク様の卵」も話題に
その圧倒的インパクトを誇るデザインから、ネット上ではしばしば「大喜利」的なネタが多数投稿されてきたいのちの輝きくんおよび、ミャクミャク。
8月3日より発売されたスターバックスの新作スイーツ「クリームパイ ブルーベリー&ココア」は、その色味と独特な形状から「ミャクミャク様の卵」といった異名が付けられ、こちらも注目を集めていた。
果たして次はどんなフィールドに、ミャクミャク様が姿を現すのだろうか…。
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