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 猫は自分の顔をこすりつける行動をとることがある。これにはいくつか意味があるのだが、親しい仲間への愛情表現として行われる場合もある。

 共に暮らしていた親友猫を失った猫が、その遺灰の入った箱に顔をすりよせている動画は人々の涙を誘った。

 親友のニオイが詰まった箱に、自分のニオイを擦り付け、また親友のニオイを自分につけることで、尊い愛情を表現しているかのように見える。

【画像】 特別な絆を育んでいた2匹の猫

Cat cuddles box with his buddy’s ashes l GMA

 ニュージーランドに住むリサ・グールドさんが飼っていたトビーとミンガという2匹のオス猫は、とても仲が良く、強い絆を育んでいたそうだ。

とにかく、2匹はいつも一緒にいたんです。眠る時も、お風呂に入る時も、遊ぶ時もずっと一緒。離れられない仲で、まさに最高の親友同士でした。(リサさん)

 しかし、トビー交通事故に遭い、虹の橋を渡ってしまった。

 突然、親友を失ったミンガ。いつもそばにいてくれたトビーがいないことを不思議に思ったことだろう。しかし、どれだけ探してもトビーはもう戻ってくることはないのだ。

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トビーの遺灰が入った箱に顔をこすりつけるミンガ

 リサさんは、旅立ったトビーを火葬し、遺灰を箱に入れて自宅へ持ち帰った。

 そしてそれを床に置くと、ミンガは箱から何かを感じ取ったようで、ごろんと横になり前足で箱を支えて顔をこすりつけ始めた。

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 まるで、まだそこに愛する親友をいるかのように、感情を込めて顔をこすりつけるミンガの行動に、リサさんは驚かされたという。

 その後も、ミンガはしばらくの間、家の中でトビーの姿を探し続けていたようだ。

 この動画を見た人からは、「涙なしには見られない」「胸が痛んだ」「やっぱり動物には感情があると思う」「うちの猫も一緒に育ってきたもう1匹の猫が死んだ時、同じような仕草をしたわ。私は動物には感情があると信じている」といった声が寄せられている。

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 これまでの研究から、犬は仲間の死を悲しむこと明らかとなったが、猫はどうなのだろう?

 猫が死というものを理解しているのかいないのかはさておき、大切な仲間が突然いなくなったことに対して気持ちが揺らいでいるのは確かなようだ。

written by Scarlet / edited by parumo

 
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親友を失った猫、遺灰の入った箱に顔をすり寄せる