鈴木拡樹が主演し、安井謙太郎(7ORDER)と清宮レイ(乃木坂46)が共演する映画『死神遣いの事件帖 ‐月花奇譚‐』より、7ORDERが歌う主題歌「爛漫(らんまん)」入り本予告が解禁された。

【動画】幻士郎&十蘭の迷コンビ?が大活躍 映画『死神遣いの事件帖 ‐月花奇譚‐』本予告

 本作は、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第2弾として制作された、『死神遣いの事件帖』の続編となる時代劇ミステリー。舞台『死神遣いの事件帖 ‐幽明奇譚‐』(6月上演)から映画 『死神遣いの事件帖 ‐月花奇譚‐』へと物語が続く。

 本予告は、第1弾の映画『死神遣いの事件帖 ‐傀儡夜曲‐』(2020)に続き、探偵・久坂幻士郎(鈴木拡樹)と死神・十蘭(安井謙太郎/7ORDER)の迷(?)コンビが新たな謎に迫る様子を収めたもの。

 時は、将軍・家光の治世。だが、太平であったはずの江戸の町は、“腐乱人”という名の亡者たちによって混乱に陥っていた。墓場からよみがえった“腐乱人”は生者の肉を求めて町民を襲い、かまれた者は“腐乱人”に変貌し、正気を失う。次々と増殖する“腐乱人”の恐怖。脅かされる人々の暮らし。そんな中、幻士郎と十蘭は、記憶を失った少女(清宮レイ/乃木坂46)と出会う。

 少女から「ひとつ、お願いしたい。私が誰なのか、探してもらえないだろうか」と依頼された2人は、自分の名も思い出せない彼女に「ハナ」と名づけ、過去を探り始める。絡み合う謎と謎。忍び寄る妖術師・空真(北村諒)の影。“腐乱人”に込められた憎悪と怨念。そして、「こんなことが続けば、本当に国が滅ぶ」「じゃあ、バカふたりでやるしかないか!」と語る幻士郎と十蘭が、呪いのパンデミックを断ち切るべく、空真の陰謀に立ち向かう姿が迫力たっぷりに映し出されていく。

 果たして、彼らコンビは腐乱人の謎を解決し、依頼人・ハナの記憶を取り戻せるのか。映像には前作より続投の侠客・新之助(崎山つばさ)や死神・百目鬼(陳内将)など数々のキャラクターたちも登場し、新たな戦いに期待が高まる予告となっている。

 なお今回の予告では、十蘭役の安井謙太郎がリーダーを務める7ORDERが歌う主題歌「爛漫(らんまん)」を初解禁。同曲は本作のミステリアスな雰囲気に寄り添うような音や曲調、切なさが漂う歌声が特徴のバラードナンバー。主題歌が作品に華を添え、物語を更に盛り上げる。

 映画『死神遣いの事件帖 ‐月花奇譚‐』は、11月18日より公開。

映画『死神遣いの事件帖 ‐月花奇譚‐』予告編場面写真 (C)2022 toei‐movie‐st