飯尾和樹(ずん)と莉子がナビゲーターを務める「5分後に意外な結末」(毎週木曜深夜0:29-0:54、日本テレビ系)の第2週が9月29日(木)に放送される。

【写真】スラリ…美脚際立つ制服姿の莉子

同局では、毎週木曜日の夜11:59-深夜0:54に二つのドラマを4週連続オムニバス形式で放送。番組前半30分は上川隆也主演「さよならの向う側」を、番組後半25分は「5分後に意外な結末」を放送する。

■飯尾は「先生」、莉子は「女子生徒」を演じる

原作は、シリーズ累計430万部を突破し、「小学生が選ぶ“こどもの本”総選挙『短編読み物部門』」第1位、雑誌「ニコラ」好きな本ランキング2020、2021の2年連続1位を獲得するなど、子どもたちやその親世代を中心に大ヒットを記録している短編小説集「5分後に意外な結末ベスト・セレクション」シリーズ(編著・桃戸ハル/講談社文庫)「5分後に意外な結末」シリーズ(学研プラス)。

本作で、飯尾は「先生」を、莉子は「女子生徒」を演じる。

放課後、生徒の五分市りさ(莉子)を呼び出した国語教師の結島末吉(飯尾)。ガラケーを使っている結島は、この前一緒に見た“5分のドラマ”をまた見せてほしい、とりさに頼み込む。二人は再び、スマホで“ドラマ『5分後に意外な結末』”を見ることになる。

「5分後に意外な結末」の中で繰り広げられるのは、「1時間ドラマを倍速で見てしまうような時間コスパ重視の学生たち」でも楽しめる「普通のスピードで5分で終わるドラマ」。

本作の中では、先生と女子生徒が繰り広げるナビゲートパートとは別に、毎回2本の「ショートドラマ」を放送。「5分で終わるドラマ」に興味津々の先生や女子生徒と一緒に、視聴者も「ショートドラマ」の世界へと誘われるという構成。たった5分で意外な結末が訪れ、必ず予想を裏切られる。

■ショートドラマ「うそつき」

新人白バイ隊員・大西琢磨(濱田龍臣)の“パトロール・デビュー戦”がやってきた。先輩の白バイ隊員・杉本啓介(六角慎司)は「何かあったら連絡しろ」と声をかける。

そんな中、明らかにスピード違反車が横切り、車を停車させた大西。窓をノックすると、威圧的な清水誠(橋本じゅん)が顔を出す。

大西が免許証を求めると、悪びれもせずに無免許運転であると話した清水。さらに、車は盗んだもので、ダッシュボードには拳銃が入っていると告白する。激しく動揺する大西は、杉本に応援を求める。

■ショートドラマ「死神」

医者の門司稔(野間口徹)から、スキルス性の胃がんであると告知されたサラリーマンの高村俊章(鶴見辰吾)。ステージ4で、来年の桜を見られる可能性は低いと告げられ、呆然と帰宅する。

その夜、高村は妻の雅美(ひがし由貴)と社会人の息子・章一(中川大輔)のやりとりを見ながら、思わず涙がにじんでくる。

翌日、仕事を無断欠勤した高村は、「孫の顔も見ずに死んでいくのか…」と妻や息子を思い、再び涙が溢れていた。病気のことをきちんと家族に伝えようと覚悟を決める中、病院から「今すぐ来てください」と連絡が入る。

9月29日(木)放送「5分後に意外な結末」より/(C)桃戸ハル・講談社/読売テレビ