「早く次の仕事を…」と焦っても、なかなか希望する職を得られないことがある。ある女性は、すでに50代。お金もなくとても焦っているが、どんなに頑張っても就職活動はうまくいかないのだという。
■解雇された中年女性
海外在住の女性は、現在53歳。離婚しているためひとりで必死に働き暮らしていたが、半年前に解雇されて収入源を失った。
「どうにかして再就職先を見つけたい」と考え前向きに就職活動を続けてきたが、どこに面接を受けに行っても合格しないのだという。
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■「住む場所も失う…」と悲観
「合格しないのは、年を取りすぎているからに違いない」「どこの会社も、もっと若くて低賃金で働く職員を望んでいるんだ」。そう確信した女性は、ひどく落ち込み将来を悲観するようになった。
また収入がないため借金するようになり、「このままでは住む場所も失ってホームレスになる」と心配している。
■酒に溺れるように
「私は役に立たない存在」思い悩みうつ状態になった女性は、自暴自棄になっているという。みじめな気持ちから逃げたい一心で酒も飲んでいるというが、そのせいで余計に心が荒れて落ち込むようになったそうだ。
そんなふうに今後について悩んでいる女性が、イギリスのメディア『The Sun』のお悩み相談コーナーに投稿し、アドバイスを求めた。
■「まずは精神面のケアを」と助言
相談を受け付けた回答者は、「失業により人は自尊心を失ってしまいます」「でも人生を立て直す方法は必ずあるのです」と説明した。
もし自殺に心が傾いているのであれば電話相談で話を聞いてもらうこと、またうつ状態なら医師に診てもらうことを勧め、回復後はボランティア活動を通して新たなスキルを身につけてはどうかと提案している。
なお日本では、「50代以上 求人」とネット検索すると、中高年向けの求人情報を確認することができる。「もうダメだ」と悲観するのではなく、再就職に向けてできることから始めていきたいものだ。
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