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とくに親しくもない相手と性行為に及ぶとき、今どきは「これはアダルト系の撮影などではないか」という警戒心も必要だろう。人生、どこで足をすくわれるかわかったものではない。

アメリカのお天気キャスターが、深刻な事態に巻き込まれていることを『Variety』『NEW YORK POST』などが報じた。


■気象予報士として長く活躍

お茶の間の人々が困惑するような話題を提供してしまったのは、ニューヨーク州が拠点のニュースメディア「NY1」で活躍してきたエリック・アダーメイさんだ。

このメディアは、ケーブルテレビ向けに地域情報を24時間提供している。彼は『Spectrum News NY1』という番組で2007年から週に5回、お茶の間の何百万人という人が見守る天気予報のコーナーに出演してきた気象予報士だ。


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■アダルト系に登録する男性と…

エリックさんは、同性愛者であることをカミングアウトしていた。そんななかで最近、性行為を撮影させて収益を得るアダルトウェブカメラ・サービスの「Unit 4 Media LTD」に登録していた男性と行為に及んでいた。

そしてあるとき、彼は職場で上司の部屋に呼び出され、「このわいせつ画像は君か」と問いただされた。副業などしていない、報酬は1ドルも受け取っていないと説明するも、エリックさんはあっけなく解雇を言い渡されたという。

■SNSでファンに謝罪

エリックさんはInstagramを通じ、これまで応援してくれていたファンに謝罪した。

「私の性的な画像が私の母親と上司に送られ、仕事をクビになりました。顔が知れ渡っているにもかかわらず、私は誰にも気づかれないだろうとタカをくくっていたのです」「夢のような仕事だったのに、大きな判断ミスでそれを失ってしまいました。愚かだった自分を反省しています」と悲壮感でいっぱいだ。


■怪しいユーザーを提訴へ

その後、画像を上司や母親に送りつけたとみられるユーザーについて、エリックさんは「Unit 4 Media LTD」に情報開示を請求。マンハッタンにあるニューヨーク郡裁判所で訴訟を起こした。受理されるかどうかは、現時点では不明だ。

また、エリックさんは「この一件は業界に知れ渡ることでしょう。ただ、私はゲイであることを恥じてはいません。その上で雇ってくれる先があることを願っています」ともつづっている。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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