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フォーラーネグレリア

2020年から急激に拡大し続けている新型コロナウイルス、そして今年になり感染拡大しているサル痘に続き、今度は人の脳みそを食べると言われている、アメーバフォーラーネグレリア(学名: Naegleria fowleri)がアメリカを中心に広がっている。

9月21日、米国南部地域に生息したフォーラーネグレリアアメーバが最近中西部地域に移動しており、続いて北のミネソタ州でも発見された。ネグレリアアメーバは摂氏30度以上の暖かい水で繁殖する。主に気温が高いアメリカ南部地域で発見されたが、最近の気候温暖化に伴い水温が上昇し、生息地域が拡大したようだ。

ネグレリアアメーバは、一般的に湖や川などの暖かい水に生息しその水で泳いだ際に感染する。鼻から脳に入り、組織を破壊する。このアメーバに感染すると初期症状は細菌性髄膜炎に似ており、重度の頭痛、発熱、吐き気、嘔吐などの症状が現れる。その後、硬直、幻覚、昏睡状態となる。

ネグレリアアメーバに感染すること自体は現在は稀であるが、現時点では治療薬が無く、致死率は97%となっている。感染の進行速度も早く、5日ほどで死亡する場合がほとんどだ。

先月、アメリカ中部ネブラスカ州で1人の子供が死亡したが、エルクホン川で泳いでアメーバに感染した可能性があると明らかにした。

アメリカ疾病管理予防センターによると、1962年から2020年までに報告された感染症例は151件で、生存者は4人に過ぎない。