千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の9月25日の放送回では、タバコを愛する芸人たちが、理想のタバコシーンをショートムービー形式でドラマ化して発表する企画「カッコいいタバコシーンで競え!第5回 スモーキンシアター」で、今回は、水玉れっぷう隊のケン、オズワルドの畠中悠、エルフの荒川の3人がそれぞれ監督、主演の作品で参加し、大悟とともに、前回「第4回 スモーキンシアター」で優勝したラランドサーヤが審査員を務めた。

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■「カッコいいタバコシーンで競え!第5回 スモーキンシアター」

トップバッターの畠中の作品では、畠中演じる工場を営む主人公が、息子が生まれたとの知らせを受け、禁煙を決意するところから物語が始まり、19年後、弁護士になるため、工場を継がずに東京へ行くという息子を、主人公は「出ていけ」と突き放す。成長した息子を送り出し、仏壇の前で亡き妻に向かって「もうそろそろ吸ってもいいよな?」とタバコに火をつけた主人公は、19年ぶりのタバコで「煙が目に染みるな」と涙をごまかす。

畠中の作品に心を動かされた大悟は、早くも「優勝です」宣言し、「今までのなかでも、わしのなかではトップぐらい」と大感動し、その後も「タバコっちゅうのは“哀愁”と言ったけど、まさにその感じ」「方言にすごく弱い」「田舎上京物語がいちばん好き」と感想が止まらない。また、「確か畠中も、すっごいがんこなお父さんで、家出同然みたいに出てきて芸人になった。まさにそれを重ねたんちゃう?」と推測した大悟は、感極まり「もうええやろ、これ優勝で。この後でなんで、ケン、見んとあかんねん」と声をあげ、一同の笑いを誘っていた。

■「途中から安藤サクラに見えました」

続いて荒川は、“変わらない日常に不満を抱く主人公の女の子が、些細なきっかけから、日常の小さな幸せに気づく”という物語で、派手な装いで、ハイテンションなギャルという荒川の印象とは打って変わって、何気ない日常のなかにある理想のタバコシーンを描いた作品に、大悟は「いいです」とうなり、「何も起こらなかった、っていうのが非常に良い」「荒川は、本当になんか撮ったほうがいいんじゃない?」と拍手し、サーヤも「途中から安藤サクラみたいな感じに見えました」と称賛した。

そして、トリのケンは、若手の後輩芸人からうとまれるベテラン芸人を熱演し、芸人の意地や生き様を描く渾身のショートドラマを披露するが、ケンの作品に大悟は「ビリです」と即答すると、その理由にサーヤも大納得する。

最後に大悟が、「今回、レベルが高すぎた」とふり返った、三者三様のタバコドラマを見ることができる。

千鳥のレギュラー番組「チャンスの時間」/(C)AbemaTV,Inc.