阪神園芸株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:久保田晃司)が壁面緑化、屋上緑化などの施設を施工・保有している大阪梅田ツインタワーズ・サウスの植栽及びその維持管理の取組みが、都市の中での質の高い緑地空間として認められ、公益財団法人都市緑化機構が実施するSEGES(シージェス:社会・環境貢献緑地評価システム※)の「都市のオアシス」として認定されましたので、お知らせします。

SEGESの認定を契機に、同植栽施設の魅力を更に高め、質の高い緑地空間を提供するとともに、都市における「みどり」の価値について情報を発信し、都市緑化推進への取組みを一層強化していきます。
※SEGES認定

SEGESは、民間事業者によって創出された良好な緑地と日頃の管理、運営などの取組みの価値について、その社会・環境への貢献を公益財団法人都市緑化機構が客観的に評価し認定する制度です。「都市のオアシス」「そだてる緑」「つくる緑」の3つ部門があり、このうち「都市のオアシス」は、快適で安全な都市緑地を提供する取組みにおいて、都市の中で憩いの場となる質の高い緑地空間を認定するものです。


大阪梅田ツインタワーズ・サウスの植栽及びその維持管理の取組みの概要
当社は、大阪梅田ツインタワーズ・サウスにおいて、低層部の外壁バルコニー(3~9階)に約700平方メートルの壁面緑化、12階の屋上広場に約800平方メートルの屋上緑化の施工を担当いたしました。完成後はこれらを保有して、高品質な植栽を長期間維持するとともに、みどりの魅力や都市環境に対する効果の情報を発信し、建物と地域の価値を高める「みどり空間の維持・活用サービス」を実施しています。

1.壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設の維持管理
~大阪梅田の玄関口にふさわしいデザイン・品質を長期的に維持~

(1)壁面緑化

壁面緑化は、低層部の外壁バルコニー(3~9階)の広範囲にわたってプランター(487基、約700平方メートル)を設置、生物多様性に配慮し、六甲山系と淀川水系に自生する樹種を選定するほか、開花や紅葉などにより季節の変化が感じられる植物も配置しています。日々の目視点検、土壌状態の自動計測によって植物の健全性を維持するとともに、設計時のデザインコンセプトを踏襲し、外壁のアルミパネルとのバランスを活かしながら、大阪梅田におけるみどりシンボルとして育成しています。
(2)屋上緑化
12階の屋上広場では、壁面緑化と同様の考え方で樹種を選定し、シンボルツリーであるケヤキを周囲の景観との調和を意識して配置、季節感が感じられる植物を組み合わせ、オフィスワーカーや来訪者がくつろぎ、憩いが感じられるオアシス的な空間を提供しています(屋上緑化全体で約800平方メートル、1番目の写真をご参照ください。)。

また、案内板・リーフレットに掲載した二次元コードなどを用いて、季節に応じた植物の情報を随時提供していく予定です。

2.植栽施設に関する情報発信
~「みどりのコンシェルジュSTATION」を活用した都市緑化PR~


大阪梅田ツインタワーズ・サウスを東西に貫通する道路に面した北側のスペースに「みどりのコンシェルジュSTATION」を設け、映像の放映や展示によって、植栽施設の魅力、都市緑化の意義、ガーデナーの仕事などに関する情報を発信しています。
当社は、2022年3月に、兵庫県立大学大学院・兵庫県立淡路景観園芸学校との間で、都市緑化の普及や、ヒートアイランド現象の緩和など環境意識を高めることを目的とした産学連携協定を締結しており、この場所を都市緑化や環境研究や学校教育の場としても活用していきます。
また、一般社団法人大阪梅田1丁目エリアマネジメントと連携して、みどりを利用した地域活性化にも貢献していきます。


阪神園芸株式会社 https://www.hanshinengei.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/df637e94a4cf4362432b2307aa9a595c4aa393ae.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1

配信元企業:阪神電気鉄道株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ