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  現地9月28日(日本時間29日)、エンゼルス大谷翔平は敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦に『3番・DH』で先発出場し、13試合連続安打を記録した。

 大谷は2年連続40本塁打まであと6本とし、自己最多の12試合連続安打の中で迎えたこの日、4打数1安打の活躍でチームの勝利に貢献した。

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 この日のエンゼルスは、初回に守備の乱れなどから先制を許すも、4回にトラウトが同点に追いつく本塁打を放ち同点に。さらに続く3番・大谷も鋭い打球でライト前ヒットを放つと、後続の打者たちも続き3-1と逆転に成功。さらに8回にもウォードに本塁打が飛び出しリードを広げた。その後、エンゼルスの投手陣が粘りの投球でアスレチックス打線を抑え込み、そのまま4-1で勝利した。

 大谷は第1打席で惜しくも”大谷シフト”にかかってアウトになったが、第2打席のライト前ヒットで13試合連続安打を記録し、キャリアハイを更新した。第3、第4打席では快音が響かなかったものの、打席数と投球イニング数がチームトップという記録を依然としてキープしている。この記録は1865年南北戦争が終結して以降、1876年にジム・デブリンが記録して以来のこと。このままシーズンが終われば、146年ぶりの偉業達成というわけだ。

 この前代未聞の大谷の活躍には、現地メディアも反応している。米カリフォルニア州地元局の『Bally Sports West』は、「ショウヘイが南北戦争後の記録を更新している」と、146年ぶりの記録を紹介すれば、米メディア『Jomboy Media』の番組『Takin’ Baseball』は、「見たこともないようなショウヘイの成績だ」と驚きを表現した。

 この日、大谷とともにア・リーグMVP争いを繰り広げているヤンキースアーロン・ジャッジは61号本塁打を放ち、悲願のリーグ最多年間本塁打記録を達成した。長らく破られてこなかった記録を同じ年に塗り替えた両者。熾烈なMVP争いに拍車がかかる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「見たこともない成績だ」大谷翔平が打席数&投球イニングの両方でチームトップ!146年ぶりの偉業に現地メディアも感嘆