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最近、就活中の若者の間で「配属ガチャ」という言葉が話題になった。就職後の配属先が自分に合わなかったときの不安を表している言葉だが、実際職場の人間関係や仕事量を選べることはほとんどない。

では、すでにガチャを経験した社会人たちはどう考えているのか。キャリコネニュースで「配属ガチャ」をテーマにアンケートで訊ねてみたところ、群馬県に住む30代前半の男性(専門職、コンサルタント・士業・金融・不動産/年収400万円)は「自分次第なのかなとは思います」と自身の経験を語った。(文:谷城ヤエ)

キャリコネニュースでは「配属ガチャについて思うこと」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/XBP0NVJA

「時間をかけて判断しても良いのではないか」

勤続8年目だという男性は、「当初の配属は4人だけの部署」だったという。

「そこの先輩社員はかなり優秀ではありましたが指導が厳しく、またその部署がかなり残業も多く、同期に比べきつい環境にいるなと感じ、ハズレを引いたのかなと思いました」

忙しい部署で先輩に指導されながら仕事を頑張った男性。きつい状況ではあったものの、

「仕事を覚え、人付き合いの仕方を覚えていく中で、今では厳しく指導されたことも身につき、かえってよかったのかなとも思います」

と話す。配属ガチャについては

「当たり外れの結果は自らすぐにハズレと決めるのか、時間と共に当たりと思えるのかは自分次第なのかなとは思います」

と自身の経験から感じた結論を語る男性。最後にこう綴っていた。

「後々当たりだと思えたのは運が良かったのもあるとは思いますが、その環境下でいかに食らいつくか、すぐに判断を下さず続けてみるのも一つの手かなと思います。どうしても耐えられなかったり、他の良さそうな選択肢に飛びついて環境を変えるのもアリではありますが、自分は時間をかけて判断しても良いのではないかと考えます」

自分の能力・適正はやってみないと分からない面もある。すぐに判断せず与えられた環境で励むことで、また違った見方ができるようになるのかもしれない。

配属ガチャは自分次第?「同期に比べきつい環境、ハズレを引いたのかなと思いましたが…」30代男性の結論