飼い主に名前を呼ばれたハリーという名の犬。すると前右脚を上げて走って来た。これは、前脚を怪我している可能性がある。もしくは「ボクちん脚が痛くてちゃんと歩けないの」のアピールだ。
怪我をしていたら治療をする必要がある。その正体を見極める為飼い主はハリーにこういった。「足が痛いのかい?それじゃあ散歩にいけないね」と。
するとハリーは何事もなかったかのようにスタスタと歩き、リードをくわえて飼い主に渡したのだ。うん、仮病だったようだね。
Dog fakes injured leg but recovers when suggested cannot go for walk
ハリーは飼い主に名前を呼ばれると、右前脚を上げながら走って来た。尻尾はふりふりしている。飼い主はハリーに「どうした?足を痛めたのかい?」と尋ねる。
飼い主が「それじゃあ散歩にいけないね」と言った後もまだ前脚は上げたままだ。散歩にいきたくないのかな?
「今日は散歩はなしだね、足が痛いんじゃしょうがない」ともう一度飼い主が言うと、急に気が代わったようだ。元気に4本脚でリードのある方へと走っていった。
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ハリーは散歩にいきたくなかったわけじゃなく、飼い主にかまってほしくて前脚を怪我したふりをしていたようだね。
でも本当にそれで散歩に行けなくなるのも困る。だから怪我したふりはやめることにして、散歩を選んだようだ。
犬は飼い主の気を引きたくて、怪我をするふりをすることがあるという。今まで本当に怪我をしたときにすごく飼い主にやさしくされ、ちやほやされた経験を覚えているからだそうだ。
ハリーも前に足を怪我した時に、飼い主がつきっきりで面倒を見て、思いっきり甘えることができた経験を覚えているのかもしれない。
人間と長いこと暮らしてきた犬は、共感能力も高い。人間がたまにやる「仮病」の技をも共有しているようだ。
written by parumo
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